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荘内日報ニュース


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2019年(令和1年) 12月19日(木)付紙面より

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庄内の魅力伝える観光地満載 東京五輪聖火リレー

 2020年東京五輪の聖火リレーについて大会組織委員会は17日、全国の詳細ルートを公表した。本県は来年6月7、8の両日に行われ、西川町を皮切りに18市町21区間を178の個人・団体がリレーする。庄内の詳細ルートは鶴岡市の羽黒山や鶴岡公園、酒田市の山居倉庫、飯森山公園など、地域の魅力を伝える観光地が盛り込まれた。

 県実行委員会によると、本県のルートは合計39・3キロ。初日は西川町をスタートし、寒河江市や長井市、米沢市など10市町11区間を走り山形市の県総合文化芸術館でゴール。2日目は8市町10区間。天童市から東根市、尾花沢市、新庄市などを経て庄内に入る。鶴岡市と遊佐町を経由して酒田市の飯森山公園が県内ルートの最終地となる。区間の最短距離は酒田市の大学バス停前から飯森山公園までの560メートル、最長は山形市の文翔館から県総合文化芸術館までの2・6キロとなっている。

 庄内のルートは鶴岡市が羽黒山正善院「黄金堂」前から出羽三山神社の随神門までと、県道鶴岡停車場線起点付近(同市末広町)から鶴岡公園まで。遊佐町は遊佐小学校から町民体育館まで。酒田市は日和山公園の千石船前から山居倉庫までと、東北公益文科大近くの大学前バス停前から飯森山公園まで。

 県実行委員会は「山形らしさをアピールできるルートになった。県の魅力を発信するとともに、東京五輪に対する県民の意識高揚につながってほしい」と話した。リレーは各区間で個人または団体が150―200メートルを走行。ランナーが走らない市町間は聖火をランタンに収め車で運ぶという。また、ランナーの選定は中央の大会組織委が行う予定。

県内聖火リレー実施市町
県内聖火リレー実施市町


2019年(令和1年) 12月19日(木)付紙面より

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庄内空港ビル改修事業進み内覧会

 新たな価値創造などを目的に庄内空港ビル(酒田市、山下高明社長)が進めている庄内空港ターミナルビルの改修事業に関し17日、報道陣向け内覧会が行われた。搭乗待合室(ゲートラウンジ)内に有料ラウンジ「To Plads(トゥ・プラッズ=2階の空間)」を整備、来月にプレオープンするほか、ゲートラウンジ内のテーブルや椅子、装飾を一新し座席数を増やしている。

 本年度からスタートした庄内空港ビル中期経営戦略「Re―Born2022」に基づく施設の改修。今年8月に格安航空会丸社「ジェットスター・ジャパン」が就航し、同戦略ではより地域に愛され、より使いやすい施設を目指す。同4月には空港ビル3階に誰でも立ち寄れるくつろぎ空間「Tre Plads(トレ・プラッズ=3階の空間)」を整備し、利用客から好評を得ている。

 来月中旬のプレオープン、来年4月以降の本格オープンを目指して旧喫煙ルーム付近で整備が進められている有料ラウンジは、庄内地域にそびえる山々の稜線(りょうせん)をイメージしてデザイン。肘置きが付いたソファ、座り心地の良いチェアなど計35席あり、6人掛け大テーブルなどを配置。全座席に電源を設けた。フリードリンクで現在、利用料などを調整しているという。

 一方、庄内地域に広がる田園風景がコンセプトのゲートラウンジはベンチを以前の4人掛けから3人掛けに変更、さらにサイドテーブル付きの1人掛けソファ、パソコン・タブレットなどを利用できるエリアを設けた。総座席数は改修前より9席増え223席。同社によると、着座率が高まるなど効果が既に出ているという。

 このほか、有料ラウンジ設置に伴って喫煙ルームを保安検査所西側に移動。さらに火災報知器と連動した「パニックドア」を新設した。同社総務部の村岡一法部長は「有料ラウンジ、電源の設置などは空港利用者からの要望を受けて整備したもの。これからも庄内空港をより快適に利用してもらいたい」と話した。

間もなく庄内空港ビル2階にオープンする専用ラウンジ「To Plads」(上)
間もなく庄内空港ビル2階にオープンする専用ラウンジ「To Plads」(上)

火災報知器と連動した「パニックドア」を新設。空港利用者の安全・安心を確保
火災報知器と連動した「パニックドア」を新設。空港利用者の安全・安心を確保



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