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荘内日報ニュース


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2019年(平成31年) 1月11日(金)付け紙面より

酒井家の鶏飯、白身魚クリームスープ

 今年本番を迎える新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン(DC)に合わせて、庄交グループの庄交価値創造研究所(理事長・國井英夫庄交コーポレーション社長)が商品化した食事メニュー「旧庄内藩主 酒井家の鶏飯(けいはん)」と「庄内浜 旬の白身魚のクリームスープ」のお披露目食事会が9日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で開かれた。

 10月1日から12月31日まで展開される同DCのテーマである「日本海美食旅(ガストロノミー)」の目玉料理として、2品を商品化したもの。

 酒井家の鶏飯は、鶏肉を細かくたたいて、ゆで卵の白身と黄身を刻んでご飯の上に載せ、鶏のスープを掛けて食べる。旧庄内藩主・酒井忠篤公が明治維新後に、西郷隆盛の教えを請おうと約70人の藩士を伴って鹿児島に滞在した際に、現地の名物である鶏飯に触れ、酒井家へ伝えたとされる。その後酒井家では代々受け継がれ、日常的に食卓に並ぶ定番料理となっているという。

 一方、旬の白身魚のクリームスープは、もともとは鶴岡商工会議所青年部(川上竜介会長)の昨年10月の60周年記念式典に合わせて、鶴岡中央高総合学科3年の加藤翼さん(17)がレシピを考案。式典後、地産地消の料理として着目され、同DCの商品として売り込んでいくことになった。タラの白身、とろみ付けのジャガイモ、牛乳、色合いのアクセントとしてだだちゃ豆などを使った一品。加藤さんによると「若者の魚離れを防ぐ一助にもなれば」との思いを込めたという。

 酒井家の鶏飯は、同ホテルのレストランモナミ、庄内観光物産館で提供中で、地元産野菜の天ぷら、ごま豆腐、卵寒天、薬味などが付いて1500円(税込み)。白身魚のクリームスープは、レストランモナミのコース料理に組み込まれている。

 この日のお披露目食事会にはJRや県、市など関係各所から合わせて25人が出席。國井社長が「DC本番、庄内空港LCC就航の期待と庄内の観光の情勢が整いつつある今年を、ターニングポイントにしなければならない。新メニューは庄内の郷土料理として定着させられれば」とあいさつ。2品の背景がそれぞれ紹介された。

 酒井家第18代当主の酒井忠久さんは「忠実に再現されている」と太鼓判。「慣れ親しんだ家庭の味が、このように広まる機会を得られてうれしく思う。歴史にも触れながら味わっていただければ」と話した。

 そのほか出席者からは「南洲翁、忠篤公ゆかりの歴史とともに恐れ多くいただいた。スープの商品化も将来のある地元高校生にとって意義のあること」「鶏飯は見た目も素晴らしくヘルシー」などと感想を述べていた。

新潟県・庄内エリアDCに向けた目玉料理を味わうJRや県、市の関係者
新潟県・庄内エリアDCに向けた目玉料理を味わうJRや県、市の関係者


2019年(平成31年) 1月11日(金)付け紙面より

槇島ほうきできたヨ

 庄内町の伝統農芸品「槇島ほうき」作りの交流会が9日、庄内町立第一幼稚園(森居真理園長、園児73人)で開かれた。年長児の親子らが、槇島手作りの会(日下部市雄会長)や庄内農業高生のサポートを受けながら、ミニほうき作りを楽しんだ。

 同園では、園児たちに地域の文化に触れてもらおうと、手作りの会と交流しながら、槇島ほうきの材料となるホウキキビを育てている。2017年度からはミニほうきの「ピコほうき」作りに取り組んでいる。

 交流会は9、10の2日間行われ、9日は年長児43人のうち21人と親や祖父母、手作りの会の7人、ホウキキビ栽培から槇島ほうき作りを学んでいる庄内農業高生物生産科の3年生4人が参加。ホウキキビの穂先を束にした長さ約20センチのピコほうき作りに挑戦した。

 日下部会長や庄農生が束をしっかりと縛り付ける「ふな結び」の結び方などを指導。束に4色の糸を巻き付け、最後に持ち手に頭巾を取り付けて仕上げていた。

 ピンクの頭巾でカラフルなほうきにした剣持幸さん(29)と柚夏さん(6)親子は「かわいい作品ができた」、日下部会長の手ほどきを受けた須田麻友美さん(37)と蒼空君(6)親子は「結び方がなかなか覚えられなかったが、親子で楽しく取り組んだ」と笑顔を見せた。

 完成したピコほうきは、園内に飾った後、春から小学生となる年長児たちに自宅の学習机などで活用してもらうという。

日下部会長から糸の巻き方を習う親子
日下部会長から糸の巻き方を習う親子

地域の伝統農芸品の「槇島ほうき」のミニほうき作りに挑戦。糸や頭巾など材料を選ぶ親子
地域の伝統農芸品の「槇島ほうき」のミニほうき作りに挑戦。糸や頭巾など材料を選ぶ親子



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