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荘内日報ニュース


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2019年(平成31年) 7月11日(木)付け紙面より

温泉街は元気です あつみ温泉・湯野浜温泉

 本県沖を震源とする先月18日の地震の影響を受けた鶴岡市のあつみ温泉で、誘客策が展開されている。旬の食や、浴衣での温泉街散策イベントでPR。関係者は「温泉街の元気な姿を見てもらいたい」と話す。
 温泉街の旅館は地震の影響で一時休業に追い込まれたが、今月1日には全旅館が再開。観光のハイシーズンの遅れを取り戻そうと、奮闘している。

 13(土)、14(日)、15(月)の3連休には、浴衣イベント「ふだんぎ、ゆかた。」が開催される。温泉街への立ち寄り客をメーン対象に、浴衣を着て散策してもらい、店舗でスイーツのプレゼントや地酒の試飲、商品割引といった内容の特典、バラを浮かべた足湯、プロカメラマンによる無料の写真撮影を楽しんでもらう。

 主催するあつみ温泉魅力づくり推進委員会「若手の会」の佐藤鉄平たちばなや専務取締役は「あつみ温泉で従来展開してきた浴衣イベントをグレードアップして開催。宿泊予約の方も7月以降、順調に入ってきている。お客さんからイベントを楽しんでもらって元気なあつみ温泉を広めたい。温泉街応援の機会になれば」と話す。

 浴衣は、持参も可能だが、げたや帯なども含めレンタル一式で600円。男性用もある。着付けは無料サービス。温泉街12店舗の中から3店舗を選び、各特典を受けられる。時間はいずれも午前11時から午後5時まで。

 足湯カフェ「チットモッシェ」では7月以降、天然岩ガキをはじめ、半分に割ったアンデスメロンの上に地元製氷工場から取り寄せた氷を使った豪勢な「プレミアム生メロン氷」(税抜き980円)などこだわりの逸品をメニューに加え、客を呼び込む。

 漁業者の土田信明さん(59)=同市暮坪=によると、地元産岩ガキは「近年は小さくて売り物にならないものも多かったが、今年は身入りがすごくいい」と自信を持って話す。同カフェを運営するまちづくりチームYUKAIの五十嵐公行代表は「地震前よりもにぎやかなあつみ温泉を目指して頑張りたい」と話す。

 鶴岡市の湯野浜温泉観光協会(筒井重浩会長)の旅館で12日から、大型観光誘客事業「新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン(DC)」に向け、出羽三山参りの後に行われる「精進落とし」の伝統文化を参考にした「過去・現在・未来の献立」の取り組みがスタートする。料理に合わせ、「湯野浜温泉 日本酒の流儀」と題した市内7つの酒蔵の銘酒の提供も行う。

 今年10月に本番を迎える新潟県・庄内エリアDCで、同市では昨年のプレDCから「詣でる・つかる・いただきます」をテーマに、手拭いスタンプラリーを活用した4温泉共通の誘客事業を展開している。

 同観光協会は、このテーマを基に、「生まれかわりの旅」として過去(月山)・現在(羽黒山)・未来(湯殿山)を巡る出羽三山参りになぞらえて、各旅館が夕食で新たな取り組みを始める。ごま豆腐あんかけやもって菊のおひたしなど懐かしい郷土料理の味を「過去」、刺し身や加茂港のベニズワイガニ、口細カレイの素焼きなど新鮮な庄内の恵みを「現在」、庄内豚の大和煮やだだちゃ豆アイスなどの創作料理を「未来」と位置付け、旅館ごとに工夫して提供。夕食時には「湯野浜温泉 日本酒の流儀―県産米で仕込んだ7つの厳選酒を盃洗で味わう」と題し、市内7つの酒蔵の銘酒を提供。関係者が地元の酒蔵視察や日本酒の研修を通じて地酒の歴史や特徴を学び、地元の料理と合う地酒の銘柄などを宿泊客らに紹介するための独自の「日本酒メニューブック」を作成するなど準備を進めてきた。

 12日からは亀や、游水亭いさごや、愉海亭みやじま、龍の湯、ホテル満光園の5施設。DC本番の10月1日から海辺のお宿一久、竹屋ホテル、華夕美日本海の3施設でスタートする。

チットモッシェで提供する新メニュー。地元産岩ガキ(手前)と豪勢なメロンのかき氷
チットモッシェで提供する新メニュー。地元産岩ガキ(手前)と豪勢なメロンのかき氷


2019年(平成31年) 7月11日(木)付け紙面より

酒田河川国道事務所 酒田・三川の赤川沿いで巡視

 国土交通省酒田河川国道事務所(赤城尚宏所長)の重要水防箇所合同巡視が10日、酒田市と三川町の赤川沿いで行われ、各市町や水防団、自治会関係者らが漏水や越水などの危険性がある堤防周辺を巡り、有事の対応の課題などを確認した。

 国直轄区間の約30カ所を対象に、出水期前の6月上旬から中旬にかけて実施している。この日の対象は酒田市、三川町各3か所の計6カ所。先月18日の庄内沖地震の影響で延期されていた。

 このうち酒田市広野の庄内おばこ大橋下流の赤川右岸の巡視には、同事務所や酒田市、沿川自治会、市水防団、酒田警察署、酒田地区広域行政組合消防本部の関係者、合わせて約20人が参加。同事務所の佐藤俊明副所長から「昨年8月には最上川などの水位が上昇し酒田市が避難勧告を出した。いつ、どんな雨が降るか分からない。有事は水防団の積み土のうなど初動が重要になる。今日見聞きしたことを地域で共有し、もしものときは避難など速やかに行動を」と述べた。

 その後、職員が地図を示しながら、周辺の堤防で漏水や洗掘などの危険性がある水防重要箇所をはじめ、危険度に応じた基準水位、スマートフォンなどを通じて川の防災情報を入手する方法などを解説した。

 参加者からは「テレビでは洪水時、クレーンでトンパックの土のうを積む様子をよく見る。水防団が訓練でやるように、手作業で土のうを積むことはあるのか」「ダムの放水をする時、サイレンが聞こえないことある」などの話が出た。これらに対し、佐藤副所長は「第一段階は水防団の土のう積みから。『有事は自分たちがやる』という意識で備えを」、酒田市危機管理課職員は「風雨でサイレンなどが聞こえない場合がある。市ではコミュニティFMを通じて災害情報を流す防災ラジオの活用を勧めている」などと応えていた。
     

堤防上で重要水防箇所などの説明を聞く関係者=10日午前10時ごろ、酒田市広野の赤川右岸
堤防上で重要水防箇所などの説明を聞く関係者=10日午前10時ごろ、酒田市広野の赤川右岸



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