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荘内日報ニュース


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2022年(令和4年) 4月1日(金)付紙面より

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出羽三山神社・善寳寺・荘内神社「つるおか祈りプロジェクト」 爽やかな香りの「御朱印」頒布

 鶴岡市の出羽三山神社と善寳寺、荘内神社でつくる「つるおか三寺社祈りプロジェクト」(担当・石原和香子荘内神社権禰宜)は、爽やかな香りがする「御朱印」を作った。神社と寺院が宗教の垣根を越えて手を結び香りがする御朱印を仕上げたのは全国で初めて。1日から3寺社で頒布を始める。


 コロナ禍で世界情勢が不安定な中、「祈りの心」を発信しようと一昨年、山の神・出羽三山神社と海の神・善寳寺、城下の神・荘内神社が互いに手を組んだ。その活動の一つとして2020年に3寺社共通の御朱印1500枚を作り、コロナ禍で参拝できない全国の人に郵送した。

 今回は西川町で400年の歴史を持つ手すきの和紙「月山和紙」に3寺社の文字を揮ごう。香りは愛知県のアロマセラピストに依頼し、山の豊かな香り(出羽三山神社)、海の爽やかな香り(善寳寺)、花の優しい香り(荘内神社)をそれぞれイメージして調合してもらった。香り付けは御朱印をもらうときにスプレーで吹きかける。クリアファイルに入れると約2週間は持つという。

 鶴岡市馬場町の荘内神社で30日に行われた発表会には、3寺社の関係者や月山和紙の職人が出席。御朱印の香りを嗅ぎ「とても心が落ち着く」「それぞれ香りが違い、参拝したような気持ちにもなる」と感想を語った。

 石原権禰宜は「お香や匂い袋のお守りをヒントに香りがする御朱印を考えてみた。3寺社それぞれの香りを楽しみながら参拝してもらえれば」と話していた。

 御朱印頒布は2000円。参拝する順番は自由。3寺社ごとに香りを吹き付ける。

御朱印を持つ「祈りプロジェクト」の関係者。1日から頒布を開始
御朱印を持つ「祈りプロジェクト」の関係者。1日から頒布を開始

3寺社共通の御朱印と香りを付けるスプレー
3寺社共通の御朱印と香りを付けるスプレー



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