2022年(令和4年) 4月16日(土)付紙面より
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県立庄内中高一貫校(仮称)として2024年度に統合される鶴岡南高(遠田達浩校長)と鶴岡北高(難波理校長)の合同ホームルームが14日、鶴岡南高の体育館で開かれた。中高一貫校の第1期生となる両校の1年生が初めて顔を合わせ、交流を深めた。
庄内中高一貫校は鶴岡南高を併設型高校、鶴岡北高を併設型中学の校舎として開校し、今年入学した両校の1年生は併設型高校の3年生となる。合同ホームルームは新入生のオリエンテーションの一環で生徒たちの交流を目的に開催。同じ制服に袖を通した鶴岡南高の200人と鶴岡北高の121人の計321人が参加した。
両校の教員が体育祭や鶴南ゼミ発表会、合唱祭など互いの高校の年間行事をスライドで紹介すると、生徒たちは興味津々に見入っていた。グループワークでは、両校の生徒が声を掛け合いながら同じ班のメンバーを探し、3―5人のグループを結成。自己紹介などをして楽しそうに会話していた。
その後生徒たちは中庭に移動し、両校の生徒が入り交じって記念撮影した。
鶴岡南高の中目量太さんは「北高の学校生活を知れて良かった。2年後には人数が増えて行事などがより盛り上がるので楽しみ」、鶴岡北高の中野優茉さんは「南高の生徒の人数が多くてびっくりした。同じ中学校の友達もいたので、交流できて楽しかった」と話した。
両校の1年生の合同ホームルームは秋にも開催し、互いの行事の見学なども検討しているという。