2022年(令和4年) 10月28日(金)付紙面より
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降雪シーズンを前に、鶴岡市美咲町のNEXCO東日本鶴岡管理事務所(上原芳久所長)で26日、除雪作業の安全祈願祭と出動式が行われた。
同事務所は山形自動車道湯殿山インターチェンジ(IC)から鶴岡ジャンクションまで約30キロと、日本海沿岸東北自動車道の鶴岡西ICから酒田みなとICまで約30キロを管轄する。除雪車13台を配備し、13人のオペレーターが24時間体制で作業にあたっている。
この日は同事務所や県警本部交通部高速道路交通警察隊、オペレーターなど合わせて約70人が出席。祭壇に玉串をささげて安全を祈願した後、上原所長が「高速道路は庄内地域の物流と交通手段の重要な役割を担っている。経験と技術を生かし、一丸となって円滑な冬の交通体制を確立しよう」とあいさつした。続いて、近くの美咲こども園の年長園児12人が作業員に花束をプレゼント。オペレーターらは安心して通れる冬道を確保することを約束した。
出動式の締めくくりとして、オペレーターが除雪車3台に乗り込み、庄内あさひICまでデモンストレーション走行した。