文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2022年(令和4年) 10月29日(土)付紙面より

ツイート

クラゲの繁殖や飼育技術学ぶ 加茂水族館に台湾から実地研修

 鶴岡市の加茂水族館(奥泉和也館長)に台湾の水族館から飼育員が実地研修に訪れた。期間は26日から30日までの5日間。クラゲを適切な環境で飼育するためのノウハウを学んでいる。

 研修に訪れたのは台湾南部にある「国立海洋生物博物館」の生物部・陳冠誠(チンクワンチェン)さん(25)さんと李晨寧(リーチェイニー)さん(40)の男女。クラゲの繁殖と飼育技術を学ぶため、世界的にクラゲで有名な加茂水族館を選んだという。

 初日の26日は奥泉館長が館内を案内。午後からはバックヤードで担当者が付き添い、クラゲを飼育する適切な温度や塩分濃度、海水の交換、ろ過装置の仕組みなど基本的なことについて説明した。

 陳さんは「実際に来てみて、これほど多くのゼリーフィッシュを展示しているとは驚いた。研修期間中、飼育全般についてしっかり学びたい」と語った。

 これまで加茂水族館では国際交流の一つとしてフランス、香港、タイといった水族館の担当者や研究者を受け入れてきた。コロナ禍となってからは途絶えていたが、今回が約3年ぶりの「再開」となった。

 担当の池田周平さんは「せっかくの機会。疑問に思ったことはできるだけ対応したい。台湾に戻ってから加茂水族館のことを話題にしてもらえればうれしい」と話していた。

クラゲ水槽のバックヤードで飼育について学ぶ陳さん(左)と李さん。右は池田さん
クラゲ水槽のバックヤードで飼育について学ぶ陳さん(左)と李さん。右は池田さん



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field