2022年(令和4年) 10月29日(土)付紙面より
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初代忠次公の命日に挙行
節目の年 庄内発展とコロナ収束祈願
旧庄内藩・酒井家の庄内入部400年を祝い、祭神に知らせる「式年大祭」が28日、鶴岡市の荘内神社(石原純一宮司)で行われた。神社総代や奉賛者が参列し節目の年を祝うとともに、庄内地域の発展や新型コロナウイルス感染症の収束を祈願した。
式年大祭は今年8月中旬に予定していたが、新型コロナの感染状況に配慮し延期。酒井家初代忠次公の命日の10月28日での実施を決めた。
皆川治鶴岡市長や庄内地方の各経済団体関係者、奉賛者など50人余りが参列した。石原宮司や祭員が社殿へ参進し神事が始まり、祝詞で庄内地域の発展と市民の安寧、新型コロナの収束を祈願した。
巫女が豊栄の舞を奉納した後、酒井家18代当主の酒井忠久さん、嫡子の忠順さん、参列者代表などが次々と玉串をささげた。
大祭後は参集殿に移り、裏千家淡交会が呈茶で参列者をもてなした。また直会が開かれ、石原宮司が謝辞、忠久さんが祝辞をそれぞれ述べた。