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2022年(令和4年) 6月2日(木)付紙面より

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男子バスケU16日本代表に選出 羽黒高2年小川選手 アジア選手権へ

「世界選手権目指す」初の国際大会に決意

 羽黒高校男子バスケットボール部の小川瑛次郎選手(2年)が「U16日本代表選手」に選ばれた。12日からカタールで行われるアジア選手権大会に出場する。

 小川選手は秋田市の城南中出身。羽黒高校に進学し1年生から頭角を現した。身長は185センチ、体重80キロ。昨年12月のウインターカップでは初戦で敗れたものの18得点を決めた。

 31日に鶴岡市役所で行われた表敬訪問には加藤和司校長と男子バスケ部の齋藤仁監督、小川選手の3人が訪れ、阿部真一副市長に日本代表12人の中に選ばれたことを報告した。

 小川選手は「代表に選ばれてうれしい。緊張感と日の丸を背負う責任を感じる。自分としては初の国際大会。役割を果たして世界選手権出場を目指したい」と決意を語った。

 皆川治市長の東京出張の代わりに応対した阿部副市長は「環境が違うと思うので、体調管理に注意しながらベストコンディションで試合に臨んでください。心から応援しています」と激励した。

 小川選手は6日から9日までの4日間、千葉県柏市で代表チームの直前合宿に参加する。U16アジア選手権(13チーム出場)は12日から19日までドーハで行われ、上位4チームが7月の世界選手権(開催地スペイン)への出場権を得る。

鶴岡市を表敬した小川選手。左から加藤校長、小川選手、阿部副市長、齋藤監督
鶴岡市を表敬した小川選手。左から加藤校長、小川選手、阿部副市長、齋藤監督


2022年(令和4年) 6月2日(木)付紙面より

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市庁舎で“湊せんべい”無人販売 酒田市と酒田米菓が公民連携の実証実験

 民間のアイデアやノウハウ、資金を生かし市民サービスの向上、旧小・中学校といった遊休資産の活用を図る「公民連携民間事業者提案制度」を創設した酒田市は、「オランダせんべい」「鏡せんべい」の酒田米菓(同市両羽町、佐藤栄司社長)と連携、空きスペースとなっていた市本庁舎南側の旧喫煙室(約9平方メートル)を活用し30日、製造段階で割れたり、いびつになってしまったせんべい(湊せんべい)の無人販売を開始した。公民連携による実証実験の一環で、丸山至市長は「初の試み。全国的に無人化がムーブメントになっており、活用してもらうための仕掛けをしていきたい」と話している。

 市は昨年8月、「公民連携実施方針」を策定。これに基づき従来の手法や発想にとらわれず民間事業者と連携することで、持続可能でより良質な市民サービスの実現、業務の効率化を目指そうと今年1月に同提案制度を創設した。対象はまちづくりや環境、福祉、医療、経済、教育、行財政運営などあらゆる行政分野と、市が所有する全ての公有財産。▽自由提案型=あらゆる事務事業、市有財産に関する提案▽テーマ提示型=市が提示する特定の事務事業に関する提案―の2つがあり、それぞれ広く募集している。

 今回の実証実験は、本庁舎と希望ホールの間という「一等地」(丸山市長)にあり、改正健康増進法の施行による受動喫煙防止対策として2019年7月以降、空きスペースとなっていた旧喫煙室の利活用に向けたもの。佐藤社長は「湊せんべいは酒田、山形、仙台3市の直営店で扱っているがコロナ禍以降、売り上げはいま一つ。販売先が課題の一つだったこともあり、良い機会を頂いた」と話す。

 この日は現地でセレモニーがあり、丸山市長が「およそ3年にわたって利用がなく、もったいないと思っていた。地元の事業者から活用してもらいありがたい。『酒田』の名が入る企業でもあり、市内外の人から身近に感じてもらえたら。これからも公民連携で課題解決に取り組みたい」、佐藤社長が「八幡工場でも同じような形態での販売を行う予定。次につながるような行動を展開し、少しでも市の役に立つことができれば」とそれぞれあいさつした後、駆け付けた同社マスコットキャラクター・オランダちゃんと共にテープカット。丸山市長が早速購入した。

 「同社は市制定『ものづくりアワード』の受賞企業。地元企業の応援の意味合いが大きい」(丸山市長)と貸料は無料。無人販売のため直営店より安価で、1セット5袋1000円(税込み)のみの取り扱い。現金の他、スマートフォンの電子決済サービス「PayPay」での支払いもできる。監視カメラがあり室内の映像は24時間、同社に送られるという。

 営業は土日祝日を含む市役所の開庁時間(午前9時―午後5時)、実証実験は本年度末までの予定。市は結果を踏まえ、公有財産利活用の可能性、より魅力的な使い方について、さらに検討を進める方針。

テープカットする(左から)佐藤社長、丸山市長、オランダちゃん
テープカットする(左から)佐藤社長、丸山市長、オランダちゃん



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