2022年(令和4年) 7月8日(金)付紙面より
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鶴岡市睦町の常念寺保育園(田中英嗣園長、園児138人)で7日、「七夕まつり」が行われ、園児たちが願いを込めた笹飾りの前で七夕の歌を披露した。
地域交流を目的に毎年行われている恒例行事。園児たちは今年、宮城県の「仙台七夕まつり」を参考に吹き流しを製作。同園横の常念寺で採った笹(高さ約5・5メートル)に、「ディズニーランドに行けますように」「早く自転車に乗れますように」などの願い事を書いた短冊と合わせて飾り付け、保護者や地域住民を迎えた。
この日、3―5歳児の計82人が、笹が飾られたステージで「たなばたさま」や「ドレミの歌」などを披露。元気よく歌う子どもたちの姿に、会場からは温かい拍手が送られていた。芝田羽花ちゃん(4)は「(観客が)いっぱい来てくれてうれしかったし、上手に歌えた。動物園に行けるといいなあ」と笑顔を見せた。
2022年(令和4年) 7月8日(金)付紙面より
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鶴岡市の幼保連携型認定こども園大宝幼稚園(工藤健一園長)の園児が7日、JR鶴岡駅の七夕飾りに短冊を飾り付けた。
七夕に合わせ、鶴岡に訪れた人たちに季節感を伝えようと、乗降客が自由に短冊を飾られるように毎年改札口の近くに笹竹(高さ約5メートル)を設置している。
この日は年長の園児31人が駅を訪れ、「みんなしあわせ」「元気いっぱい」などの願いを枝に取り付けた。佐久間紬乃(ひの)ちゃん(5)は「背泳ぎができますようにと書いた。いつか100メートルが泳げるようになりたい」と話した。
七夕飾りは13日午前まで展示している。
2022年(令和4年) 7月8日(金)付紙面より
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「つるおかぼんちゃ豆」収穫期
鶴岡市のお盆(7月)に食べられる超極早生の茶豆「つるおかぼんちゃ豆」が収穫期を迎えた。天候に恵まれ、甘みやうまみが乗り風味が良いという。9日から同市布目の庄内観光物産館「ふるさと本舗」で販売が始まり“鶴岡の枝豆シーズン”の到来を告げる。
つるおかぼんちゃ豆は、元山形大客員教授の赤澤經也さんが「極早生だだちゃ豆」を親として育種し、2013年3月に「赤澤1号」として品種登録された。7月中旬に食べられる枝豆としては、甘み、うまみが強いのが特長。13年から本格栽培されている。
契約栽培している「ふるさと本舗直売グループ」(5人)は今年、昨年より20アールほど多い約1ヘクタールで作付け。このうち半分以上を栽培する石塚寛一代表(47)=同市寺田=は、7日に試し採りし、例年並みの9日の出荷開始に備えた。
石塚さんは「6月初めの荒天で葉が傷んだりしたが、天候が良く生育は順調。甘みとうまみが凝縮されている。この時期の枝豆としては味が良いとして、昨年からは大手通販ギフトでも取り扱ってもらい、全国的に知名度も上がってきた」と話した。収穫のピークは15日ごろで、20日ごろまで続く。
ふるさと本舗では1袋360グラム入り850円(税込み)で、9日から1週間ほど販売する。営業開始は午前9時。問い合わせは同本舗=電0235(25)5111=へ。