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2022年(令和4年) 7月9日(土)付紙面より

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甲子園目指し球児の熱い夏 全国高校野球選手権山形大会 3年ぶり入場行進

 夏の甲子園を目指す第104回全国高校野球選手権山形大会が8日に開幕した。中山町の荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた(県野球場)で開会式が行われ、各チームが入場行進を行い熱戦の火ぶたを切った。決勝は24日午後1時から同スタジアムで行われる予定。

 今大会には46校43チーム(4校連合が1チーム)が出場。庄内勢は10校が参加する。開会式は昨年、一昨年とコロナ禍で中止となり今回は3年ぶりの開催。ファンファーレとともに入場行進が始まり、各校のナインが「イチ、ニイ」の掛け声に合わせ、はつらつとした動きでグラウンドを行進した。

 昨年の覇者・日大山形が優勝旗を返還した後、大会会長の高橋良治県高野連会長が「これまでコロナ禍で試合を辞退するチームもあった。どれほどの苦しみ、悲しみ、葛藤があったことか。多くの困難を乗り越え、この場に立っている皆さんを心から称賛する。野球を通じて大いに学び合い、高め合ってほしい」とあいさつした。

 続いて鶴岡南の田村奏人主将が「自分たちは多くの人に支えられてこの場に立っている。それに応えるため一戦一戦、一球一球に感謝の気持ちを込めて戦う。ここにいる全員の全力プレーで山形県へ勇気と感動を与える試合にしたい」と力強く宣誓した。

 試合は2回戦まで鶴岡市の鶴岡ドリームスタジアムなど県内4会場で、3回戦以降は荘銀日新スタジアムときらやかスタジアム(山形市)で行われる。今春の県大会を制した羽黒や同大会準優勝の酒田南を軸に実力が伯仲したチームがそろい、混戦が予想される。

球児たちの夏が開幕。熱戦を前に各校のナインが堂々と入場行進した
球児たちの夏が開幕。熱戦を前に各校のナインが堂々と入場行進した

鶴岡南の田村主将が「一球一球に感謝の気持ちを込めて戦う」と宣誓した
鶴岡南の田村主将が「一球一球に感謝の気持ちを込めて戦う」と宣誓した


2022年(令和4年) 7月9日(土)付紙面より

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鳥海山にも夏ニッコウキスゲ見頃 御浜近くの斜面は鮮やかな黄色の海に

 「花の百名山」(田中澄江著)に数えられる鳥海山(2236メートル)に夏の訪れを告げる花、ニッコウキスゲが見頃を迎えた。御浜(7合目)近くの南西斜面では、一帯を鮮やかな黄色の海のように染めている。登山者たちは圧巻の景色を目にすると「すごい」「きれいだ」などと感嘆の声を上げていた。

 ニッコウキスゲ(和名ゼンテイカ)はユリ科の多年草。朝に咲き夕方にはしぼんでしまう「一日花」で、鳥海山では中腹より上に自生し時に大群落を形作る。

 7日は断続的に雲が湧き山頂部はほとんど隠れていたものの、御浜周辺はまずまずの空模様。山形市から訪れた60代夫婦は「やっとの思いでここ(群生地)まで登ったが、その甲斐があった。来て良かった」と話していた。

ニッコウキスゲが満開になり一帯を黄色の海のように染めた
ニッコウキスゲが満開になり一帯を黄色の海のように染めた



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