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2023年(令和5年) 4月6日(木)付紙面より

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桜満開 花見にぎわう

鶴岡公園 シート広げのんびり

 鶴岡市の桜の名所・鶴岡公園で5日、桜が満開となった。桜の下にシートを敷いて飲食が可能となるなど4年ぶりの「制限なし」とあって、日中から大勢の花見客が繰り出しのんびりと花見を楽しむ姿が見られた。

 この日、鶴岡公園ではたこ焼きや串焼き、クレープなどの出店や当てもの屋、かたぬき屋などさまざまな露店が開店。正午近くの時間帯は大勢の花見客が行列を作るなどにぎわった。

 妻と3人の子どもと一緒に鶴岡公園を訪れた中島賢志さん(31)=新潟県村上市=は「花見で毎年この公園を訪れている。たまたま休みになった今日が満開で良かった。とてもきれい」と話していた。

 市都市計画課によると7日以降は天候が崩れ、花が散る恐れがあるという。公園内では夜桜観賞用に、ぼんぼりを連日午後5時半から同9時まで点灯しているほか、園内の護国神社周辺で午後6時から同9時の間、夜桜のライトアップが予定されている。

鶴岡の名物だんご屋開店 松の木橋 期間限定

 「松の木橋のだんご屋」さんとして市民に親しまれている鶴岡市日和田町のだんご屋2軒が5日、今シーズンの営業を始めた。

 2軒は親戚同士で隣り合う菅原だんご屋と齋藤だんご屋。ともに本業は農家で、花見シーズンの1カ月限定で店を開き、あんこときな粉の2種類を販売している。同町にある松の木橋近くにあるだんご屋として広く知られており、毎年多くのファンが押し寄せる。

 このうち菅原だんご屋では2代目店主の菅原タミ子さん(83)を中心に親戚ら5人が朝から団子作りに追われた。開店の午前8時半とともに次々と常連客が訪れ20本、30本と注文。タミ子さんがはえぬきを使った団子を黒蜜に浸し、きな粉をまんべんなくまぶすなど手際よく作っていた。

 タミ子さんは「春が来ると、お客さんのため今年も頑張ろうという気持ちになる。皆さんに『おいしい』と食べてもらえれば」と話していた。

 毎年買いに訪れるという高橋千穂さん(38)=庄内町余目=は「この時期の風物詩。とてもおいしくて毎年家族で楽しみにしています」と笑顔を見せた。

 両店とも団子は1本110円。来月5日まで営業する予定。問い合わせ、予約は菅原だんご屋=電0235(22)8882、齋藤だんご屋=電0235(22)8883=へ。

酒田 日和山公園ぼんぼり設置
6日からライトアップ

 酒田市の桜の名所・日和山公園で4、5の両日、夜桜を演出するぼんぼりの設置が行われた。6日夜から点灯し、桜まつりを盛り上げる。

 ぼんぼりは酒田観光物産協会が地元企業の協賛で設置。今年は協賛企業名や「日和山桜まつり」と書かれた全長3メートル余りのぼんぼり計129基を園内に設置する。今年は桜まつりに際して感染対策のための飲食・飲酒に制限を設けず、露店33店舗が並ぶ予定。

 4日午後は風も穏やかな晴天の中、作業を請け負った看板・標識製作を手掛けるフルカワ(同市大浜一丁目)の作業員4人が出て、次々と土台にぼんぼりを差し込んでいた。

 酒田観光物産協会の佐藤森雄さんは「昨年は桜まつりに約6万6000人の人が訪れた。今年も多くの人が桜を楽しんでくれることを期待している」と話した。

 ぼんぼり点灯・千石船のライトアップは6日から。点灯時間は午後6時半―同9時。桜まつりは7日(金)から開催される。

満開の桜の下でシートを広げ、家族連れなどが花見を楽しんだ=5日午前
満開の桜の下でシートを広げ、家族連れなどが花見を楽しんだ=5日午前

団子にたっぷりと黒蜜を付ける菅原タミ子さん
団子にたっぷりと黒蜜を付ける菅原タミ子さん



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