文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2023年(令和5年) 4月11日(火)付紙面より

ツイート

新人3人初当選

人口減少問題へ取り組む 佐藤氏

 鶴岡市新形町の佐藤正胤氏の事務所には開票前から支持者が集まりテレビの速報を見守った。午後10時すぎに「当確」が打たれると「よし」「勝った」と選対関係者らの拍手が湧いた。

 鶴岡地区歯科医師会会長で後援会の毛呂光一会長(62)は「選挙は初めての経験だったが後半になって手応えを感じた。本当の意味でここからがスタート。(佐藤氏を)県政に送り出し、しっかり仕事をしてもらおう」と喜びを分かち合った。当選の花束を受けた佐藤氏は「初心を忘れず掲げた公約を成し遂げたい。特に顕著となっている地方の人口減少問題は若者の定住と県外に出たまま若い女性が少なくなっている実情にどう向き合って取り組んでいくかが大切」と語った。トップ当選については「正直、まさかという気持ち。私に投じてくれた一票一票の重さを胸に刻み、誠心誠意、地域の課題解決に努力する」と誓った。


地に足を着け県政に声を 石塚氏

 鶴岡市末広町の石塚慶氏の事務所には約40人の支援者が集まり、テレビの速報を見守った。午後10時5分ごろに「当確」が報じられると「やったー」と割れんばかりの歓声と大きな拍手が湧き起こった。石塚氏は陣営幹部や支援者と固く握手、喜びを共にした。

 初当選を祝う花束を受け取った石塚氏は「後援会の皆さんの力を受けて選挙戦の途中からどんどん仲間が増えていくのを実感した。これで負けるならしょうがないと思えるほどいい形で戦うことができた」と選挙戦を振り返った。初陣を飾った石塚氏は「国、県、市が一つになって取り組んでいかなければならない課題がたくさんある。地に足を着けて鶴岡市の未来をしっかりと見つめ、有権者皆さんの声を県政に届けたい」と抱負を語った。

広域・公益的視点で活性化 江口氏

 酒田市幸町二丁目の江口暢子氏の事務所には女性を中心に多くの支持者が集まり、開票速報を見守った。午後11時ごろ「当確」が出ると、大きな拍手に包まれ、江口氏は支持者とグータッチなどで喜びを分かち合った。

 万歳三唱、花束贈呈に続き、あいさつに立った江口氏は「初めての県議選挑戦で戸惑うこともあり、多くの皆さんから支えていただいた。重い役割を担うことになり、身が引き締まる思い。山形をより良い県にするために、まずは一歩を踏み出していきたい」と選挙戦を振り返り、抱負。

 報道陣から勝因を問われ、「新人という立場に期待が込められた部分と、4期10年の市議活動を見ていた市民から信頼を得られた部分があると思う」と分析。その上で「『女性の目線』は、行政の多様性が広がるきっかけになると思っている。自然災害に対応したハザードマップの整備、支援が必要な人への個別避難計画の構築など防災に向けた取り組みに力を入れ、広域・公益的な視点で庄内地域を活性化していきたい」と力強く語った。

支持者らと初当選を喜ぶ佐藤氏(左) 支援者を前に当選の喜びを語る石塚氏
支持者らと初当選を喜ぶ佐藤氏(左) 支援者を前に当選の喜びを語る石塚氏

万歳三唱で喜びを爆発させる江口氏
万歳三唱で喜びを爆発させる江口氏



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field