2023年(令和5年) 5月31日(水)付紙面より
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任期満了に伴う次期酒田市長選(8月20日告示、同27日投開票)に関して現職の丸山至市長(69)=光ケ丘一丁目、2期目=は30日、立候補せずに勇退することを正式に表明した。後継候補については「自ら擁立するつもりはない」と述べた。
同日開かれた定例記者会見で、丸山氏は「年明けから熟考してきた。結果として自らの年齢・体調を考えると次の4年間、市長としての職務・責務をこなすのは厳しいと判断した。今の任期で退任したい」と述べた。
丸山氏は山形大人文学部を卒業し1977年、酒田市役所に入庁。商工港湾課長、企画調整課長、水道部管理課長、健康福祉部地域医療調整監、財務部長、総務部長、副市長を歴任し2015年9月、故本間正巳市長の死去に伴って行われた市長選に立候補して初当選。19年9月には元職との一騎打ちを制して再選を果たした。
次期市長選を巡っては5月中旬以降、水面下では候補者擁立に向けた動きはあるものの、現時点で正式に出馬表明した人はいない。