2023年(令和5年) 6月1日(木)付紙面より
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鶴岡商工会議所は、会員事業所のDX(デジタルトランスフォーメーション)導入を支援する「鶴岡DX推進協議会」を立ち上げた。システム開発に携わる会員事業所で構成し、DX導入に向けた会員事業所の相談に無料で対応するほか、DX推進への計画策定支援などを担い、同商議所が補助金活用について案内するなど、地元中小企業のDX推進の窓口機能を担う。
人口減少や人材不足といった地域課題に対応し、会員事業所の生産性向上を図ることを目的に、5月19日に協議会を設立した。主要構成事業所はソネット、フェイバーエンジニアリング、キューブワン情報鶴岡支社、iTOSで、いずれも同商議所の会員。それぞれが専門サポーターとして、▽生産性向上のためのシステムやITツールの導入▽デジタルによる資料の一元管理(ペーパーレス化対応)▽デジタル活用による業務プロセス見直しや省力化(人材不足対応)―などの相談に乗る。
支援内容としては▽DXのノウハウや情報提供、導入事例の紹介▽ヒアリングによる経営課題や業務課題の洗い出し▽DX化の予算や補助金・助成金活用のアドバイス▽DX推進の具体的な手法や計画策定―などを想定している。
DX推進の相談や支援に関する問い合わせは、鶴岡商議所内の鶴岡DX推進協議会事務局の佐藤大さん=電0235(24)7711=へ。