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荘内日報ニュース


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2023年(令和5年) 10月1日(日)付紙面より

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テントサウナ楽しんで!! 無料体験イベント 鳥海山の伏流水で「ととのえる」 自然と一体感 環鳥海地域の魅力発信

 “屋外サウナ”を楽しんでみませんか―。アウトドア愛好者の間で注目を集めている「テントサウナ」の体験イベントが10月28日(土)、遊佐町の月光川河川公園で行われる。若者を中心に流行している「サウナ」をコンテンツに地域の観光振興を図ろうと、環鳥海地域連携事業実行委員会が初めて企画。テントサウナで汗を流し公園にある鳥海山の湧き水で体を冷ます。実行委事務局の県庄内総合支庁観光振興室の担当者は「鳥海山の伏流水で『ととのえる』という庄内ならではのテントサウナのスタイルを考えた。他地域にはない独自性をアピールしたい」と参加を呼び掛けている。

 自由に持ち運びができるテントサウナは湖畔や河川敷、海岸など好きな場所を選んでプライベート感覚が楽しめる。自然との一体感を得られることで人気を集め、若い人たちの間では「サウナキャンプ」という言葉も生まれた。

 今回のイベントで使うテントサウナはフィンランド式。上山市のレンタル会社から取り寄せ3人用を3基用意する。テント内にサウナストーブとストーンを設置し、熱した石に水をかけて蒸気を出す「ロウリュ」で汗を流す。その後、公園内にある湧き水でクールダウン。鳥海山を眺めながら秋の外気温で涼み「ととのいました―」を体感する。参加者には遊佐町産のフルーツを使ったジュースも振る舞う。

 観光振興室の担当者は「テントサウナは初めてという人が多いと思うのでぜひ体験してほしい。前日の27日は観光協会や民間のイベント会社など観光関係者を対象に行う予定。広く魅力を発信してもらえればうれしい」と話している。

 体験イベントは無料。時間は午前9時45分から正午、午後1時45分から4時までの2部制。定員は午前と午後の部それぞれ3組(1組3人)で先着順となる。体験は2時間。必要な道具はすべて用意する。申し込みは専用フォームから。庄内総合支庁1階ロビーや各市町で用意しているイベントチラシのQRコードから読み込む。締め切りは10月13日(金)。問い合わせは観光振興室=電0235(66)5493=へ。

テントサウナの一例。アウトドア派を中心に注目を集めている。写真はイメージ=庄内総合支庁観光振興室提供
テントサウナの一例。アウトドア派を中心に注目を集めている。写真はイメージ=庄内総合支庁観光振興室提供


2023年(令和5年) 10月1日(日)付紙面より

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庄内町の文化拠点 図書館仮オープン 来年5月全館オープン見込む

 「絵のある図書館、本のある美術館」をコンセプトに庄内町余目で整備工事が進む町立図書館の1期工事が終了し30日、仮オープンした。オープニングセレモニーに続き、待ちかねた町民らが早速来館し、お気に入りの一冊を手に取る姿が見られた。隣接する内藤秀因水彩画記念館との連結部など2期工事が進行中で、全館オープンは来年5月を見込む。

 旧図書館は、余目町時代の1979年に竣工(しゅんこう)。書架の不足、老朽化に加え、入館の際に靴を脱ぐ必要があり、段差も多いなど不便な点が指摘され、町は2018年に整備基本計画を策定した。町庁舎南側に新設した新図書館は、楕円(だえん)形の鉄骨造り平屋建てで延べ床面積約1000平方メートル。地元産木材をふんだんに使用しているのが特徴で、中に読み聞かせなどができる「おはなしのへや」、授乳室、多目的室、学習室などを配置。現在の開架は一般・子ども向け計約3万5000冊で、全館オープン時には約5万冊となる。

 セレモニーは、地元・庄内総合高校音楽部による演奏「小さな祝典音楽」で幕開け。富樫透町長が「宇宙船、揺り籠の中にいるような館内デザイン。立川の分館、クラッセなども含め『読書の町』を推進していきたい」、佐藤真哉教育長が「町民が心豊かに暮らせるよう文化の拠点として充実させていく」とあいさつ。田澤伸一県議、石川保町議会議長が祝辞を述べた。

 仮オープンイベントとして10月1日には計3回、図書館探検ツアーが行われる。問い合わせは町立図書館=電0234(43)3039=へ。

仮オープンした庄内町立図書館。全館オープンは来年5月の予定
仮オープンした庄内町立図書館。全館オープンは来年5月の予定

仮オープンセレモニーで演奏を披露する生徒たち
仮オープンセレモニーで演奏を披露する生徒たち


2023年(令和5年) 10月1日(日)付紙面より

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あったら楽しいな♪こんなバス 小学生「バスの絵」入賞者表彰 鶴岡

 「あったら楽しいな♪こんなバス」をテーマに、鶴岡市と市地域公共交通活性化協議会(会長・阿部真一副市長)が市内の小学生を対象に募集した第9回小学生「バスの絵」コンテストの表彰式が26日、鶴岡市役所で行われた。

 地域公共交通機関の一つ・バスを子どもたちから身近に感じてもらい、家族や地域全体からも関心を高めてもらおうと2014年にコンテストを開始し、今回で9回目。

 今回は市内25校の1~6年生から374点が寄せられ、9月24日まで同市のエスモールで各作品が展示された。同14日の審査会で市長賞1点、庄内交通社長賞1点、協議会長賞2点、「あったら楽しいな♪こんなバス」賞6点の入賞作品10点を選んだ。

 表彰式には保護者に付き添われた入賞者10人が出席。入賞者一人一人に、阿部副市長と村紀明庄内交通社長から賞状と記念品が贈られた。

 市長賞に輝いた朝暘五小5年の中岡心海(ここみ)さん(11)の作品「空飛ぶ鶴バス」は、翼のあるバスにツルの運転手やクラゲ、擬人化されただだちゃ豆などが乗っている夢のある絵。審査員講評で「カラフルな色合いと太い線によって大胆かつ丁寧に描かれており、強い存在感を放っている」と評価された。

 表彰式で中岡さんは「クレヨンと絵の具、マジックなどいろんな画材を使い、何回も色を塗り重ねて何日もかけてやっと完成した。あまり自信はなかったけど市長賞を取れてうれしい」と話していた。

 各入賞作品は、カラーコピーしたものを庄内交通の路線バス、循環バスの車内に掲示する予定。市長賞以外の入賞者は次の通り。

 ▽庄内交通社長賞=「なかなおりバス」齋藤麗愛(羽黒2年)▽鶴岡市地域公共交通活性化協議会長賞=「海中ツアーバス」國分心愛(朝一3年)、「花火かんらんバス」佐藤旭陽(朝五4年)▽「あったら楽しいな♪こんなバス」賞=「うちゅうを走る星バス」栗田叶望(朝四4年)、「海の中をすすむバス」佐藤昌千(西郷2年)、「やまがたのおいしいものがたべれるバス」國分悠愛(朝一1年)、「貝がらバスにのりたいな」五十嵐文太(大泉1年)、「あまのがわほしぞらツアーバス」上野愛茉(湯野浜1年)、「かぞくバス」星川惺南(広瀬1年)

小学生バスの絵コンテストで入賞した小学生が賞状と記念品を受け取った
小学生バスの絵コンテストで入賞した小学生が賞状と記念品を受け取った

上段左から中岡さんの「空飛ぶ鶴バス」、齋藤さんの「なかなおりバス」、下段左から國分さんの「海中ツアーバス」、佐藤君の「花火かんらんバス」
上段左から中岡さんの「空飛ぶ鶴バス」、齋藤さんの「なかなおりバス」、下段左から國分さんの「海中ツアーバス」、佐藤君の「花火かんらんバス」


2023年(令和5年) 10月1日(日)付紙面より

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多彩なクラフト並ぶ 松ケ岡開墾場にぎわう 1日までフェス 秋の収穫マルシェも開催

 「松ケ岡クラフトフェス」が30日、鶴岡市羽黒町の国指定史跡・松ケ岡開墾場で始まった。県内外のクラフト作家が開墾場に大集合。各作家が手掛けた作品を展示販売している。

 松ケ岡のにぎわいづくりと魅力を発信しようと実行委員会をつくって毎年開いている。今回はガラス、木工、陶磁器、布、皮、キャンドル、アクセサリー、楽器など64店舗が開墾場のメイン通りに「店開き」した。

 会場は午前10時のオープンから大にぎわい。アフリカの楽器「カリンバ」、ラベンダーやローズマリーの香りがするキーホルダー、ブドウの木の皮で作ったバッグなどが店頭に並び、訪れた人たちの目を引いていた。

 クラフトフェスは1日まで。入場は無料。会場ではコーヒーやパン、カレー、パスタ、野菜にフルーツなどを販売する「秋の収穫マルシェ」も行われている。1日の時間は午前10時から午後3時まで。問い合わせは実行委事務局の松ケ岡産業=電0235(64)1331=へ。

かわいらしい動物の花さし陶芸
かわいらしい動物の花さし陶芸



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