2024年(令和6年) 1月4日(木)付紙面より
ツイート
元旦恒例の「新春走り初め」が1日、鶴岡市の鶴岡公園周回コースで行われた。コロナ禍の影響で開催は2020年以来4年ぶり。老若男女の市民ランナーが今年一年の健康を願いながら、久しぶりの走り初めを楽しんだ。
県縦断駅伝OBの呼び掛けで1973年に始まり、市陸上競技協会の主催で開催している。今年は県縦断駅伝メンバーなど競技者をはじめ、市内の持久走クラブや高校の部活仲間、一般市民など合わせて約90人が荘内神社前に集まった。スタート時の午前9時過ぎには少しずつ晴れ間も見え、ランナーたちが1周約1・2キロのコースを駆け抜けた。
鶴岡東高校3年で双子姉妹の遠藤はるかさん(18)、はるなさん(18)は「仲間と一緒に走るのが楽しくて、小学生の頃から参加している。しばらく開催していなかったので今日はとても楽しみにしていた。2人とも県内での就職が決まっているので、これからも走り初めに参加したい」と笑顔を見せていた。