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2024年(令和6年) 1月7日(日)付紙面より

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鶴岡市消防出初め式 災害に強いまちづくりへ決意新た

 鶴岡市消防出初め式が6日、市役所前の県道で行われた。消防団員が伝統のはしご乗りや分列行進などを披露し、集まった市民たちへ消防人の心意気を示した。

 新年の始まりに規律的な部隊行動を公開し、市民に防火意識を高めてもらおうと市消防団(照井和団長)と市消防本部(岡部信宏消防長)が毎年実施している。今年は鶴岡第1―4、藤島、羽黒、櫛引、朝日、温海の計9方面隊など団員211人と、市消防本部職員82人が参加した。

 冷たい雨が降るあいにくの天候となったこの日、通行止めとなった約170メートル区間の県道に団員たちが整列。照井団長が「能登半島地震で被災した方々へお見舞い申し上げる。鶴岡市の安心安全を守り市民の負託に応えるため、消防団が一丸となって努力していくことを誓う」と開始宣言した。

 続いて皆川治市長が「さまざまな災害から市民の命と財産を守るには消防力の充実、強化が重要。今後も消防設備や組織の充実、機能強化を図り、災害に強いまちづくりを進める」と訓示。衆院議員の加藤鮎子内閣府特命担当大臣(44)など来賓3人が祝辞を述べた。

 その後、藤島方面隊で組織する市消防団梯子(はしご)乗り纏(まとい)振り隊44人が勇壮なはしご乗りを披露。高さ約6メートルのはしご4基が立てられ、頂上で手を放し遠くを見る基本の「火の見」をはじめ、「吹き流し」や「しゃちほこ」などの技を繰り出すと、見学の市民たちが大きな拍手を送った。最後に各方面隊と消防車両が分列行進を繰り広げ、今年一年の精進へ決意を新たにした。

 母や祖母と一緒に見学した朝暘一小3年の早坂汰一君(9)は「消防車もはしご乗りも全部かっこよかった。元日の地震は怖かったけど、家族にけががなくて良かった」と話していた。

市消防団梯子乗り纏振り隊が勇壮なはしご乗りを披露
市消防団梯子乗り纏振り隊が勇壮なはしご乗りを披露



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