2024年(令和6年) 1月11日(木)付紙面より
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「雪の降るまちを」鶴岡冬まつりのメイン行事「鶴岡音楽祭2024」が21日(日)、鶴岡市の荘銀タクト鶴岡で開かれる。作曲者・故中田喜直氏の名曲「雪の降るまちを」にちなんだ音楽の祭典。鶴岡市出身で藤原歌劇団正団員のソプラノ歌手・尾形志織さんをゲストに迎えて送る。
「雪の降るまちを」は、中田氏が雪に埋もれた鶴岡の一夜の光景をモチーフに作曲したとされる。このメロディー発想の地にちなみ、実行委員会が1985年度から毎年、音楽祭を開催し、「音楽の街・鶴岡」を県内外に発信している。スペシャルゲストに、中田氏夫人の幸子さんを迎える。
39回目の今回は、3部構成で開催。恒例の斎小ミュージックベル隊の演奏で幕開けし、第1部は山形交響楽団によるモーツァルトの交響曲第38番「プラハ」の演奏。指揮は酒田市出身の工藤俊幸さん。
さらに尾形さんが、第2部では中田氏作曲の「金子みすゞ詩による童謡歌曲集・ほしとたんぽぽ」より、「こだまでしょうか」「わたしとことりとすずと」などを、第3部では「夏の思い出」や「雪の降るまちを」など日本の名曲を披露。市内中学・高校・一般合同合唱団も出演する。
当日は午後3時15分開場、同4時開演。鑑賞券は大人2000円、高校生以下1000円。鶴岡市内の八文字屋鶴岡店、おんがくハウス、庄内文化センター、荘銀タクト鶴岡、鶴岡市観光物産課、各地域庁舎産業建設課、鶴岡市中央公民館などで取り扱っている。問い合わせは、市観光物産課内の鶴岡冬まつり実行委員会事務局=電0235(35)1301=へ。