2024年(令和6年) 1月18日(木)付紙面より
ツイート
公設庄内青果物地方卸売市場・丸果庄内青果(三川町押切新田、佐藤玲子社長)の開設50周年記念式典が16日、酒田市のホテルリッチ&ガーデン酒田で開かれ、関係者がこれまでの歩みを振り返るとともに、さらなる飛躍を誓った。
同社は庄内一円の青果物などを扱う卸売業として1973年10月創業。同年12月に庄内地方の台所を預かる同地方卸売市場に開場し、小売店などに青果物や加工品を供給している。
記念式典には同社関係者や市場関係者、協力企業から計約200人が出席。佐藤社長が「多くのご理解とご支援があり50周年を迎えることができた。この間、流通の変化など市場を取り巻く環境は大きく変化した。時代の移り変わりとともに今までの考え方にとらわれることなく進めていきたい。世の中がどんなに変わろうとも農産物の安定供給に努め、地元に根差して貢献していきたい」とあいさつした。
引き続き、市場取引業務に貢献のあった1個人16団体に表彰状や感謝状が手渡され、福祉事業協力として「酒調こども食堂地域食堂」(御舩明彦代表)に寄付金が贈られた。
その後、森田廣県議会議長の音頭で乾杯。節目の年を祝った。