2024年(令和6年) 1月18日(木)付紙面より
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酒田港が果たす役割を紹介した「酒田港みなとパネル展」が三川町のイオンモール三川で開かれている。
酒田港の重要性を知ってもらおうと国土交通省東北地方整備局酒田港湾事務所が企画した。内容は1672(寛文12)年に河村瑞賢が西回り航路を開拓して物資交易の中心として栄えた歴史的な背景や、2003年に酒田港が「リサイクルポート」に指定され、現在16のリサイクル関連企業が張り付いていることなどを27枚のパネルで伝えている。また、港の浅い海に海藻を定着させ、大気中から海中に取り込まれる二酸化炭素を吸収させる「ブルーカーボン」という取り組みも紹介している。
酒田港湾事務所の担当者は「物流の拠点として地域に貢献している酒田港に関心を持ってもらえれば」と話している。展示は22日(月)まで。時間は午前10時から午後9時。