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2024年(令和6年) 2月7日(水)付紙面より

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障がいを体験的に学ぶ 鶴岡 中高生ボランティア交流会

 鶴岡市で活動する中学・高校生のボランティア団体が集う「高校生等ボランティア交流会in鶴岡」が4日、同市の第三学区コミュニティセンターで開かれ、活動紹介や障がいを理解する講座を受講するなどして学びを深めた。

 鶴岡市には生徒や学生が学校単位や地域単位で活動するボランティアサークルが約10団体あり、それぞれの活動や思いをお互いに知る機会とするとともに、地域共生社会の環境づくりにつなげようと、市社会福祉協議会が「障がい者サポートボランティア入門講座」として実施している。

 本年度は鶴岡南高校JRC部、鶴岡中央高校ボランティア・インターアクト部、加茂水産高校ボランティア部、鶴岡東高校奉仕部、羽黒高校インターアクトクラブ、藤島地域青少年ボランティアサークル「Ben,s」の6団体と関係者ら合わせて30人あまりが参加。各団体の活動報告の後、庄内花笠ほーぷ隊による出前講座「知的・発達障がいを理解する講座」を受講した。

 花笠ほーぷ隊は、知的・発達障がいのある家族がいる人や、活動に賛同する人たちで構成され、県内にメンバーがいる。障がいを正しく理解してもらうために疑似体験を取り入れた出前講座を行っている。

 配布した紙に絵を描く体験では、「サクランボ」や「ボール」のほかに、「ちょっと」や「ちゃんと」といった、絵では簡単に表せないお題もあり、隊員は「『コップにちょっと水を入れて』ではなく『ここまで水を入れて』と線を引いて示すなど、具体的な指示をしないと理解できないことが多い。また、たくさんの物が写っている画像を見せても、興味のある物にしか注意が向かない場合もある」と話し、知的・発達障がいは多様で人によって違うので、その人に合った対応が必要と呼び掛けていた。

言葉だけで指示された図形を一方が紙に書く体験などで知的・発達障がいを疑似体験する参加者
言葉だけで指示された図形を一方が紙に書く体験などで知的・発達障がいを疑似体験する参加者



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