2024年(令和6年) 2月11日(日)付紙面より
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「温泉入浴教室」が8日、鶴岡市の湯野浜温泉・竹屋ホテルで行われた。近くのひばり保育園(渡部小百合園長)の子どもたち14人が参加し、入浴マナーを学んだ。
湯野浜温泉旅館協同組合青年部(佐藤航部長)が毎年ひばり保育園の園児を招いている。この日は青年部のメンバーが「湯野浜温泉はウミガメが傷を治しているのを村人が見つけて誕生したんだよ」と紙芝居を披露。子どもたちは心臓に遠い足や手から順番にかけ湯をすることを学んだ後、41度に保たれた内湯と露天風呂で入浴体験を楽しんだ。
佐藤真叶(まなと)君(6)は「とても気持ち良かった」と満足そう。佐藤部長は「年々、湯野浜温泉に訪れる外国人観光客が増えているが、まず温泉地の子どもたちにマナーを教えようと教室を続けている。何よりも子どもたちが楽しそうで良かった」話した。