2024年(令和6年) 2月17日(土)付紙面より
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3月3日のひな祭りを前に、春の訪れを告げる風物詩「ひな菓子」作りが鶴岡市内の菓子店で始まっている。
縁起物の鯛や子どもの健やかな成長を願うタケノコ、色とりどりの果物の練り切りなどで型取った鶴岡のひな菓子は、ひな壇に彩りを添える伝統の縁起菓子として親しまれている。
菓子店木村屋(吉野隆一社長)では15日から同市覚岸寺のファクトリーストア工場で製造を始め、今月末ごろに製造ピークを迎える。種類の数に応じて大中小などがあり、店頭や地元スーパー、ネットで販売。電話での注文も受け付けている。
吉野社長は「市内菓子店代々の職人の技で発展してきた鶴岡のひな菓子。この伝統を後世につなげていきたい」と話した。
注文、問い合わせなどは木村屋=電0235(22)4530=へ。