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2024年(令和6年) 7月2日(火)付紙面より

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鶴岡で魅せたトップの戦い 国際バドミントンU16閉幕

 世界各国を代表する16歳未満の選手を対象にした「国際バドミントンU16庄内2024」の男女シングルス決勝が30日、鶴岡市小真木原総合体育館で行われた。男子はタイ代表のパンナタット・プレムパンポン選手(15)が山口晃央選手(14)=埼玉県埼玉栄中3年=を破り優勝。日本人同士の頂上決戦となった女子は渡邉柚乃選手(14)=岡山県倉敷一中3年=が制した。

 今大会にはオーストラリア、カナダ、デンマーク、フランス、韓国、インドネシア、ニュージーランド、スコットランド、スペイン、タイ、アメリカ、日本の計12カ国から32人が出場。29日の予選リーグを勝ち進んだ各国期待の新星が決勝トーナメントに臨んだ。

 男子決勝は、180センチの長身を誇るプレムパンポン選手が迫力あるスマッシュと柔軟な技で圧倒し、ゲームカウント2―0でストレート勝ちした。女子は接戦の末に第1ゲームを落とした渡邉選手がその後の第2、3ゲームを冷静にコントロール。ゲームカウント2―1で昨年の覇者・阿波芽衣咲選手(15)=山口県柳井中3年=を下した。

 表彰式では大会会長の皆川治鶴岡市長や実行委員長の冨田勝氏(慶應義塾大先端生命科学研究所前所長)などが男女1~3位の選手に金、銀、銅の各メダルを贈り健闘をたたえた。

男子シングルスで優勝したプレムパンポン選手(右)と準優勝の山口選手
男子シングルスで優勝したプレムパンポン選手(右)と準優勝の山口選手

冷静に試合を組み立てた渡邉選手が決勝を制した
冷静に試合を組み立てた渡邉選手が決勝を制した



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