2024年(令和6年) 7月6日(土)付紙面より
ツイート
鶴岡市の幼保連携型認定こども園大宝幼稚園(齋藤修園長、園児105人)の園児が5日、JR鶴岡駅の七夕飾りに願い事を書いた短冊を飾り付けた。
同園は地域の中で育ち、輝く子どもの育成を目指し、七夕の頃に鶴岡駅構内に笹竹を設置し、「七夕交流」を続け今年で10年目を迎えた。
この日は年長児26人が駅を訪れ、小島晃一駅長に願い事を込めたお星さまの飾りをプレゼント。小島駅長も、イベント10周年を記念した感謝状を園児代表に贈り、「今年はこの線路がつながって100年というお祝いの年。みんなも電車を見かけたら手を振ってね」と呼び掛けていた。
その後、園児一人一人が短冊を結んだ。「きれいに泳げるようになりたい」と書いた阿部壱太君(5)は「トレーニングも頑張っているよ。短冊は上手に結べた」と話し、蛸井陽葵(ひより)ちゃん(5)は組対抗で行うリレーの練習が昼休みにいっぱいできるよう「ご飯が早く食べられますように」と書いたという。最後にみんなで願い事がかなうように「たなばたさま」の歌を歌い、集まった乗降客や保護者らの拍手を浴びていた。
七夕飾りは先月26日に設置。短冊を用意して、駅を訪れた人たちにも願い事を書いてもらっている。8日の昼まで飾っている。