2024年(令和6年) 7月13日(土)付紙面より
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「移動動物園・お出かけ水族館」が11日、鶴岡市の湯野浜小学校(石川敦校長、児童86人)で行われた。子どもたちを楽しませようと鶴岡市立加茂水族館、男鹿水族館GAO(秋田市)、大森山動物園(同)の3施設が連携して企画した。県内では初めて。子どもたちがインコやモルモットといった動物たちと触れ合った。
体育館には南米に生息する「アカコンゴウインコ」や北アメリカ西部にすむ「ニシアメリカオオコノハズク」、南米原産のモルモットが登場。加茂水族館は「キャノンボールゼリー」と「アカクラゲ」を持ち寄り飼育員が生態について説明した。
中でも人気を集めたのが大森山動物園で飼育するアカコンゴウインコの「メレブちゃん」(雌・12歳)。「コンニチワ」とあいさつし、子どもたちを喜ばせた。コノハズクの「カオ君」(雄・10歳)もくりっとした愛らしい目で見つめ「かわいい」と女子児童のハートを射止めた。
加茂水族館の奥泉和也館長は「何よりも子どもたちが喜んでくれて良かった。3施設が連携・協力して来年も続けたい」と話した。