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2024年(令和6年) 7月15日(月)付紙面より

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2年連続全国大会へ 中学女子軟式野球 酒田ビクトリーガールズ

 京都府内で8月に行われる「第9回全日本中学女子軟式野球大会(SPトーナメント)」に、酒田市を拠点として広く庄内地域一円の女子中学生で組織する軟式野球チーム「酒田ビクトリーガールズ」が本県代表として出場する。13日に市内で行われた山形スマイルガールズ(山形市)との代表決定戦に勝利し、昨年に引き続き全国の切符を手にした。関係者は「全国でまずは1勝を挙げたい」と話している。

 酒田地区野球連盟(佐藤精一会長)は、2018年に女子小学生を対象にした同名の軟式野球チーム「酒田ビクトリーガールズ」を設立。卒団生の受け皿として21年に中学生チームを立ち上げた。酒田連盟の川守田義則理事長は「『続けたい』という選手は山形まで通っていた。環境がないため、続けたいのに諦めざるを得ないという子どもたちをなくしたかった」と話す。

 現在は酒田、鶴岡、遊佐3市町の1―3年14人が酒井健司監督(69)らスタッフの指導でめきめきと力を付けている。酒田市光ケ丘野球場で13日午前に行われた代表決定戦(県野球連盟主催)で、ビクトリーガールズはスマイルガールズを4対0で下し、2年連続で全国への切符を得た。酒井監督は「3年生を中心に頑張ってくれた。守りが固い守備のチーム。全国大会では昨年果たせなかった1勝を挙げたい」と。佐藤寧音(ねね)主将(15)=鶴岡一中3年=は「特に連係プレーを中心に練習を重ねてきた。声を掛け合うことを意識している。全国でまずは1勝を挙げ、一試合でも多く試合をしたい」と話した。

 全国大会は府内7野球場で8月22日(木)から7日間にわたって行われる。

昨年に続き全国大会に挑む酒田ビクトリーガールズ
昨年に続き全国大会に挑む酒田ビクトリーガールズ



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