2024年(令和6年) 8月1日(木)付紙面より
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第106回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕、兵庫県・阪神甲子園球場)への出場を決めた鶴岡東高校野球部の壮行式が30日、鶴岡市の同校で行われた。小林優星主将(3年)が「一戦でも多く勝ち進む」と決意を述べ、甲子園での活躍を誓った。
壮行式は同校中央体育館で行われ、夏休み中にもかかわらず多くの生徒が集まった。来賓や教員など合わせて約650人が見守る中、ベンチ入りのメンバー20人を先頭に選手たちが入場すると大きな拍手が起こった。
初めに齋藤哲校長が「2年ぶり8回目の甲子園出場おめでとう。これまで支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを胸に、県民の期待に応えられるよう部員106人全員野球の神髄を聖地で発揮してもらいたい」とあいさつ。生徒会長の佐々木琉麻さん(17)=3年=が「鶴岡東らしい力強いプレーに深い感動と胸の高鳴りを覚えた。甲子園では己と仲間を最後まで信じ、一ミリたりとも後悔のないよう全力で楽しんできて」と激励した。
これを受けて佐藤俊監督が「甲子園では3年生34人と笑顔で写真を撮ることが個人的な目標だった。選手たちが聖地で大活躍してくれるよう自分も精いっぱい頑張る」、小林主将が「県大会は苦しい試合でも皆さんの応援が力となり優勝することができた。甲子園でも全員野球で一戦でも多く勝ち進めるよう頑張る」と謝辞や決意を述べた。
最後にチアダンス部と吹奏楽部によるデモンストレーションが繰り広げられ、間近に迫った甲子園での戦いへの激励とした。