2024年(令和6年) 8月3日(土)付紙面より
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今月11日(日)に開催される「しょうない氣龍祭」の呼び物「飛龍」と「姫龍」が庄内町役場前に展示され、祭り気分を盛り上げている。
氣龍祭は、2019年に終了した夏宵まつりに代わり企画された夏祭り。祭りのメインとなるのは同町深川地区に古くから伝わる「金沼飛龍伝説」をモチーフに制作・改修された「飛龍」と「姫龍」。飛龍は全長40メートルで、頭部が高さ3・5メートル、長さ4・6メートル、幅2・9メートル。姫龍は全長30メートルで、頭部が高さ1・5メートル、長さ2メートル、幅1メートル。全国からの寄付で制作・改修された。飛龍の改修は色が従来の緑色から黒と金に塗り直され、新規作製の姫龍は白とピンクに仕上げられた。2体ともバッテリーに接続すると目と口内が白や赤に点灯し夜の祭りで映える設計となっている。
庁舎東側のA棟とB棟入り口前のスペースには、先月7日から飛龍と姫龍の頭部が展示され、庁舎を訪れた町民らが足を止めて見入っていた。展示は11日まで。
当日は午後5時から、県道44号線の「和心」前の交差点から鶴岡信用金庫余目支店前の間約500メートル区間を通行止めにし、飛龍と姫龍の舞やダンスパフォーマンスなどが繰り広げられる。