2024年(令和6年) 8月6日(火)付紙面より
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校舎改築事業が進められている鶴岡市の朝暘第五小(岡部貞二校長)で10日(土)、建築から60年近くなる現校舎の「お別れ内覧会」が開かれる。誰でも参加でき、中には「教室で思い出の席に座ってみたい」といった卒業生や、卒業50周年を機に呼び掛け合って懐かしい学びやを訪れた後、プチ同窓会を企画するグループもあり、それぞれが小学校時代の記憶をたどりながら、校歌で「朝日に映ゆる第五校」とうたわれ、長く続いた現校舎に感謝の思いを伝える。
現校舎は、新校舎が先月に完成したのに伴い、来月から解体工事が始まる。取り壊しを前に、「卒業生皆さんの思い出が詰まった現校舎を見ていただこう」と内覧会を企画した。内覧は午前10時―正午と、午後1時―3時の午前と午後の2回あり、この時間帯は自由に訪れることができる。
参加する場合は内履きを持参し、受付時に氏名、来校時刻、退出時刻を記入する。立ち入りが制限されているエリアもあり、注意する。写真も自由に撮っていいが、個人で楽しむ場合に限る。学校敷地内や校舎内での飲食は禁止。工事で駐車場が手狭となっているため、学校側は徒歩や自転車での来校を呼び掛けている。
新校舎は、9月2日の2学期始業式から通常通りに使用。来年度にかけて現校舎解体、グラウンドや外構整備が進められる。お別れ内覧会に関する問い合わせは朝暘五小=電0235(22)0514=へ。