2024年(令和6年) 8月7日(水)付紙面より
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今月開催される空手道の全国大会に出場する鶴岡市内の小中学生が5日、同市の布川敦教育長を表敬訪問し、大会に向けた決意を表明して全国の舞台での活躍を誓った。
出場するのは小学生を対象にした第24回全日本少年少女空手道選手権大会(8―10日、東京武道館)の2年女子・形に渡部うたさん(朝暘三)、3年男子・形に村井友哉君(朝暘一)、同女子・形に大沼美結(みうゆ)さん(同)、6年女子・組手に佐藤愛桜(あいさ)さん(西郷)の4人。第32回全国中学生空手道選手権大会(20―22日、大阪府立体育館)には、2年女子・形に佐藤凛花さん(鶴岡三)と3年男子・組手に佐久間尊さん(同)の2人が出場する。いずれも県大会で優勝か準優勝して全国大会出場の切符を手にした。
表敬訪問は、市櫛引庁舎の教育委員室で行われ、保護者や鶴岡地区空手道連盟の関係者らに付き添われて、選手5人が訪れた。佐久間さんは、家族のインターハイ応援で欠席した。
選手たちは「県代表として最高の演武ができるようにしたい」「相手に負けない大きな気合で頑張る」「組手でしっかりポイントを取りたい」「昨年は2回戦で負けたので、今年は2回戦を突破できるように頑張りたい」など決意や目標を述べた。
布川教育長は「大雨災害で被災した人々を勇気づけるような試合を期待している。県代表として全国大会に出場する誇りを胸に、思う存分、悔いのないように戦ってきてください」と激励した。