文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2024年(令和6年) 8月22日(木)付紙面より

ツイート

元気で帰って来てね!! 園児が声を掛けながらヒラメ放流 酒田

 酒田市の酒田小型船舶安全協会(酒田小安協、阿曾勝彦会長)によるヒラメの稚魚の放流が20日、酒田市の大浜海岸で行われ、真夏の日差しを浴びながら幼稚園児たちと会員が協力して放した。

 酒田小安協は、市内のモーターボートやヨットなどプレジャーボートの所有者らで組織し、事故防止の啓発や海洋資源の保護、環境美化などに取り組んでいる。会員は470人、所有船舶は405隻。

 放流活動は四半世紀ほど続く恒例行事で、今年は同市の酒田幼稚園、酒田第二幼稚園の年中・年長児計31人と会員が参加。鶴岡市三瀬の県栽培漁業センターで今年5月ごろに生まれ、体長8―10センチに成長した稚魚約7000匹を放流した。

 初めに協会員が「放流した赤ちゃんヒラメは3年後、体長30―40センチまで成長する。『大きくなれ』と声を掛けながら放流してください」と呼び掛け。その後、バケツに稚魚を入れてもらった園児たちは浅瀬まで出て、「ヒラメさん、元気で帰って来てね」と話しながら丁寧に放流した。

 阿曾会長(71)は「われわれにとってヒラメは最も身近な魚類。釣り上げる分、資源保護にも努めていかなければいけない。子どもたちと一緒に活動することに意義があると思う」と活動に込めた思いを語った。

ヒラメの稚魚を放流する園児たち
ヒラメの稚魚を放流する園児たち



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field