2024年(令和6年) 9月1日(日)付紙面より
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8月3、4の両日に静岡県袋井市のエコパアリーナで行われた日本空手協会主催「文部科学大臣杯第66回小学生・中学生全国空手道選手権大会」で、上位入賞した酒田市在住の児童2人が29日、同市役所を表敬訪問し、矢口明子市長に活躍を報告した。このうち小学4年生女子個人組手で3位の今井華さん(10)=富士見小4年=は今年10月、群馬・高崎アリーナで開催される「船越義珍杯第16回少年少女世界空手道選手権大会」に日本代表として出場する。
今井さんと共に訪れたのは、小学生低学年男子団体形で優勝したメンバーの一人、本田歩武(あゆむ)君(10)=宮野浦小4年。2人は幼少時からスポーツ施設「クロスライン」空手道教室(同市北新橋一丁目)に所属。日本空手協会県本部酒田支部長を務める齋藤力耶さん(33)=同市小牧、同協会五段=らの指導で力を付けている。
この日、2人は齋藤さん、保護者らと共に市役所を訪問。さらに高みを目指す今井さんは「全国大会での優勝を目指し1年間、頑張ってきた。負けて悔しい。世界大会では監督の指示をよく聞き優勝したい」と。本田君は「優勝できてうれしい。次の大会でも優勝を目指す」とそれぞれ報告した。
これを受けて矢口市長は「全国1位、3位は素晴らしい。けがのないよう、さらに上を目指して頑張ってください」と激励、世界大会での健闘を祈って今井さんに激励金と市オリジナルスポーツエンブレムを手渡した。