2024年(令和6年) 9月1日(日)付紙面より
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鶴岡市芸術祭の開幕式典が31日、鶴岡アートフォーラムで行われた。記念の祝奏で朝日祥雲御山太鼓が勇壮な演奏を響かせ、「アートの祭典」の幕開けを告げた。
今年で19回目を迎えた市芸術祭は、市内の文芸、芸術、邦楽、民謡・舞踊、洋楽、華道など47団体が参加し、12月1日まで約3カ月にわたって40の公演・展示が繰り広げられる。
この日の開幕式典には主催の市芸術文化協会(小林健郎会長)や市教育委員会のほか来賓、芸文協加盟の各団体関係者など合わせて70人余りが出席。主催者を代表して布川敦教育長が「各団体の日頃の研さんに深く敬意を表する。精進を重ねた成果を十分に発揮し、実り多き芸術祭となることを祈念する」、小林会長が「猛暑の中、練習や制作に打ち込んだ皆さんに頭の下がる思い。ステージや展示会場で成果を発揮し、交流の輪を広げてほしい」とそれぞれあいさつした。
皆川治市長の祝辞と関係者によるテープカットの後、朝日祥雲御山太鼓に所属する中学生から大人までのメンバー9人が「いわい」「電光石火」の2曲を披露し、芸術祭の開幕を盛大に祝った。