荘内日報ニュース

2024年（令和6年） 9月14日（土）付紙面より

全国大会で東北新マーク 全中陸上女子400メートルリレー 平田陸上教室チーム 酒田市表敬

　先月に福井県営陸上競技場（9・98スタジアム）で開催された第51回全日本中学校陸上競技選手権大会女子400メートルリレーで、酒田市の部活動地域移行先クラブ「平田陸上教室」のチームが東北中学・県中学記録を更新する48秒82をマークし全体で10位に入った。メンバーらが11日、市役所を表敬訪問し、矢口明子市長に結果を報告した。

　メンバーは1走・佐藤祐奈（ゆうな）（15）＝東部3年、2走・鈴木柚芽（ゆめ）（15）＝同、3走・佐藤未七海（みなみ）（14）＝鳥海八幡3年、4走・渡辺音羽（おとは）（14）＝東部3年＝の4選手。8月18日に行われた予選では8位以内に入ることができなかったが、9―16位で競うＢ決勝（トライアルレース、同20日）では、これまでの東北・県記録を0秒05更新する48秒82をマーク、2位に入った。

　この日は、メンバー4人と補欠の大数見遙華（はるか）（14）＝東部3年、永澤実音（みお）（13）＝鳥海八幡1年＝両選手、コーチの後藤良さんと小林大樹さんが市役所を訪問した。小林さんによる成績報告に引き続き、メンバーを代表して渡辺選手が「チームが一つになってつかんだ結果。努力することの大切さを学んだ。どんな時でも全力で取り組みたい」と述べた。

　矢口市長は「新記録おめでとうございます。全力を尽くした結果で、本当に素晴らしい。学んだことをこれからに生かし、陸上を通して市民を元気づけてほしい」と激励した。