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2024年(令和6年) 9月15日(日)付紙面より

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成長して帰ってきます 加茂水産高2年 2カ月の実習航海へ スルメイカ・カニ漁など学ぶ

 鶴岡市の加茂水産高校(小山和彦校長、生徒58人)の実習船「鳥海丸」(倉本照幸船長)による2年生海洋技術系の総合実習航海出港式が13日、酒田市の酒田港東埠頭(ふとう)で行われ、生徒8人が約2カ月間にわたる航海実習に出発した。

 乗組員13人、教員2人と共に乗船した生徒たちは11月9日まで、主に日本海でスルメイカやズワイガニ篭といった漁の実習を行いながら、それぞれの漁法に応じた機関操作技術などについて集団生活の中で学ぶ。

 出港式は全校生徒、教職員、保護者らが参加。時折日が差し気温が上昇する中、鳥海丸を背に横一列に並んだ実習生らに対し、小山校長は「不安や寂しさ、つらさを感じた時は、校訓の『熱・意気・団結』を思い起こしてほしい。2カ月後、たくましくなった姿で会いたい。行ってらっしゃい」と激励した。

 激励品を受け取った倉本船長は「乗組員が全力でサポートする。実りある実習にするため安全航海に努めたい」と。実習生を代表し齋藤龍希(りゅうき)さん(16)は「分からないことは聞き、さまざまな技術を身に付けたい。有意義な実習にし、8人全員が成長して帰ってくることを誓う。行ってきます」と決意を述べた。

 もやい綱が解かれて船が次第に岸壁を離れていくと、在校生や保護者、教職員が手を振って「頑張ってこいよ」と声援。甲板に並んだ実習生たちも盛んに手を振って応えていた。

五色のテープが舞う中、岸壁を離れる鳥海丸
五色のテープが舞う中、岸壁を離れる鳥海丸

集まった在校生や保護者らを前に決意表明する齋藤さん(中央)
集まった在校生や保護者らを前に決意表明する齋藤さん(中央)



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