2024年(令和6年) 9月19日(木)付紙面より
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「第66回小学生・中学生全国空手道選手権大会」(8月3、4日・静岡県エコパアリーナ)の小学生男子低学年団体の「形」部門に山形県代表として出場した大滝貫太選手(朝六4年)と寒河江麻覇呂(まはろ)選手(朝一4年)、本田 歩武(あゆむ)選手(宮野浦4年)が金メダルを獲得した。3選手は「来年は高学年の部で全国一を目指したい」と抱負を語った。
公益社団法人日本空手協会が主催する同大会には全国の精鋭39団体が出場。予選と決勝で日頃の成果を競った。決勝では3選手とも息の合った形を披露。スピード、技のキレ、力強さの総合力で審査員の高い評価を受けた。
17日に鶴岡市の皆川治市長を表敬訪問した日本空手協会鶴岡中央支部所属の大滝選手と寒河江選手は「相手より気持ちが上回ったのが勝因だと思う」と笑顔を見せた。皆川市長は「全国制覇おめでとう。来年も期待しています」と祝福した。
大滝選手は幼稚園、寒河江選手は小学1年の時に空手を始めた。日頃は朝暘武道館と鶴岡五中を会場に1日2時間の練習を重ねている。3選手は形のメンバーとして今年4月に結成。6月に宮城県で行われた東北大会の小学4年生個人の部では寒河江選手が優勝、大滝選手が準優勝した。
寒河江選手は「優勝した時はうれしかった。来年は組手にも出たい」、大滝選手は「また勝てるよう技に磨きをかけたい」と話した。
決勝には上位8チームが出場。準優勝は埼玉県、3位は福岡県のチームが入賞した。