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2024年(令和6年) 9月21日(土)付紙面より

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庄内の秋 旬を味わう 櫛引・朝日 28日から「里山もみじ御膳」

 庄内の秋の食材をふんだんに使った料理で地域振興を、と出羽商工会(成澤剛会長)が取り組んでいる「里山もみじ御膳」が28日(土)から鶴岡市の櫛引・朝日地域の飲食施設で提供されるのを前に、今年の御膳の発表会が19日、朝日地域の「そば処大梵字」で関係者が集まり行われた。

 旧朝日村商工会が2005年に「さと山春の御膳」「―秋の御膳」としてスタートしたもので、08年の商工会合併後は出羽商工会が引き継ぎ、18年以降は「里山もみじ御膳」と名称を改め、秋に実施している。月山の麓のエリアで営業する施設が連携し、秋の旬のメニューを提供することで誘客につなげたいとしている。

 今年は櫛引地域の原田食品(西荒屋)、安野旅館(中田)、KAPPO花咲季(下山添)、朝日地域の大梵字(越中山)の4店が参加。10月27日(日)までの期間中、季節の伝統食や郷土食をメインにそれぞれの店の特徴を生かしながらメニューや料金を設定。特典として月山ワインやぶどうジュース、櫛引産フルーツなども提供する。

 発表会には15人が参加。初めに成澤会長が「飲食業界が前進する素晴らしい取り組み。継続して実施するにはお客さんに喜んでいただくことが重要。進化し続けて良いものに仕上げていこう」とあいさつ。その後、朝日産のそば粉を使用した手打ち十割そばと庄内風いも煮、菊と山菜の甘酢漬け、沖田なすの洋風揚げびたし、月山ぶどう果汁などが付いた御膳を試食した。

 メニューを考案した大梵字の難波智枝さんは「甘酢漬けは、あさひむら特産品開発協議会発刊の『やまのごっつお』に掲載されているレシピから選んだ。栗ご飯の栗も今後、大梵字近くの栗園のものを使う予定。期間中は副菜の品を変え、何度来ても楽しめるものにしたい」とアピールしていた。

 いずれの店舗も2日前までの予約が必要で、2人以上(原田食品は5人以上)から受け付ける。企画についての問い合わせは出羽商工会東部センター櫛引支所=電0235(57)2833=へ。参加店舗と実施時間、定休日、料金(税込み)、予約電話は次の通り。

 ◇櫛引地域▽原田食品=午前11時―午後2時、午後6時―9時、不定休、3000円、電0235(57)2051▽安野旅館=午前11時―午後2時、午後5時―9時、不定休、3000円、電同(57)2071▽KAPPO花咲季=午後5時半―10時、月曜日定休、3000円、電同(57)5710

 ◇朝日地域▽大梵字=午前11時―午後4時、火曜日定休、2000円、電同(53)3413

朝日産そば粉を使った十割そばや庄内風いも煮、イチジクや三尺ササゲなどの天ぷら、栗ご飯などが付いた大梵字の「里山もみじ御膳」
朝日産そば粉を使った十割そばや庄内風いも煮、イチジクや三尺ササゲなどの天ぷら、栗ご飯などが付いた大梵字の「里山もみじ御膳」



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