2024年(令和6年) 10月1日(火)付紙面より
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第77回秋季東北地区高校野球県大会は29日、中山町のヤマリョースタジアム山形(県野球場)で決勝と3位決定戦が行われた。決勝は鶴岡東と日大山形が対戦し、鶴岡東が2―0で完封勝利。2年連続7回目の優勝を果たした。3位決定戦は山形中央が山形城北に競り勝った。来春のセンバツにつながる東北大会は10月12日から福島県で行われ、本県から上位3校が出場する。
◇決勝(ヤマリョー)
鶴岡東
200000000|2
000000000|0
日大山形
(鶴)塚本、菅野、杉浦―柏木(日)児玉、本田―佐藤塁▽本塁打=松下(鶴)
○…鶴岡東は初回、1死一塁の好機で3番松下が右翼へ本塁打を放ち2点を先制。その後は息詰まる投手戦となり、鶴岡東は塚本、菅野、杉浦の3投手を投入。主戦の杉浦は5回からの登板直後、1死一、二塁のピンチを迎えたが崩れることなく後続を打ち取った。
酒井友成主将 東北大会でも全員野球を心掛け、一戦必勝で一つでも多く勝ってセンバツ出場を目指す。
佐藤俊監督 東北大会までの約2週間、しっかり準備をして良い戦いをしたい。
◇3位決定戦(ヤマリョー)
山形中央 3―2 山形城北
(延長11回タイブレーク)
櫻井選手に栄光賞 県高校野球連盟
県高校野球連盟は29日、9月に台湾で開かれたU18アジア選手権で、日本代表として全試合に出場して活躍した鶴岡東高3年の櫻井椿稀選手に特別表彰の栄光賞を贈った。
櫻井選手は同選手権に打者、投手として全6試合に出場し、準優勝に貢献した。また鶴岡東のエースとして夏の選手権山形大会優勝にも貢献し、夏の甲子園大会で2試合を1人で投げ切った櫻井選手に対し、同連盟は奨励賞(優秀投手賞)を贈った。
表彰は秋季東北地区高校野球山形大会の会場で行われ、大学に進学して野球を続けるという櫻井選手は「経験をこれからの野球人生に生かしたい」と語った。