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2024年(令和6年) 10月4日(金)付紙面より

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荘内病院 入院患者へ癒やしのひととき 美しい楽器の音色「緩和ケアコンサート」

 鶴岡市立荘内病院(鈴木聡院長)で1日、「緩和ケアコンサート」が開かれた。市内の音楽家グループや医師、看護師などがピアノやフルート、チューバなどを演奏し、入院患者などへ癒やしのひとときを贈った。

 がんなど病気の苦しみや心の悩みといった患者のさまざまな問題を解決する「緩和ケア」について広く周知を図ろうと2008年から開催している。コロナ禍の間は中断しており今回5年ぶりのコンサートとなった。

 毎回参加しているミュージックボランティア「ひまわりの会」(阿蘇路会長)のメンバー4人と同病院の医師と看護師、研修医4人の計8人が出演。会場の同病院外来中央ホールには入院や外来の患者と付き添いの家族、医師や看護師など100人を超える聴衆が集まった。
 コンサートはひまわりの会メンバーの赤澤朋子さんによるピアノソロ「雨だれ」(ショパン)で幕開けし、フルートやビオラ、チューバ、ピアノで「見上げてごらん夜の星を」やディズニーソングの「星に願いを」など8曲を披露した。

 また、ひまわりの会メンバー4人による8手連弾「きらきら星変奏曲」は、計40本の指が鍵盤を叩き、大きな拍手を受けていた。最後に会場の全員で「ふるさと」を合唱し、楽しいひとときを過ごした。

 ひまわりの会メンバーの齋藤美緒さん(48)は「5年ぶりにコンサートができて良かった。患者の皆さんにとって少しでも癒やしになれば」と話した。また、フルート演奏で参加した同病院医師の石垣大輔さん(41)は「楽しく演奏した後、多くの人から声を掛けられて逆に癒やされた」と笑顔を見せていた。

荘内病院の医師や看護師も演奏に参加し、患者たちへ癒やしの音色を届けた
荘内病院の医師や看護師も演奏に参加し、患者たちへ癒やしの音色を届けた

ひまわりの会メンバー4人による8手連弾が披露され、大きな拍手が送られた
ひまわりの会メンバー4人による8手連弾が披露され、大きな拍手が送られた



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