2024年(令和6年) 10月8日(火)付紙面より
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鶴岡市大山の下池に、「冬の使者」コハクチョウが飛来した。7日午前5時過ぎ、2羽の今シーズン初飛来を市自然学習交流館ほとりあの学芸員が確認した。昨年より1日遅いものの、例年並みの初飛来という。
ほとりあによると、6日朝には約10羽のコハクチョウが下池周辺の上空を飛翔していたという。7日に確認されたのは2羽で、6日の日没後以降に飛来したとみられ、7日朝は下池で羽を休めている姿が見られた。ほとりあでは「夏の名残の暖かい日もあるが、生き物が季節を教えてくれると実感する」と話している。
下池と上池を対象にほとりあが実施した初飛来日を当てるコンテストには、278人の応募があり、「7日」と予想した正解者22人にはオリジナルのコハクチョウ缶バッジとポストカードが贈られ、抽選で1人にコハクチョウのぬいぐるみと市内旅館の宿泊(1泊2食付き)ペアチケットが贈られる。また、前後の「6日」「8日」と予想した人を含めた60人の中から抽選で4人に、外来生物を活用した飲食店の食事券をプレゼントする。