2024年(令和6年) 10月9日(水)付紙面より
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酒田市こがね町一丁目の「とがしスポーツモンベルルーム酒田店」(佐藤香奈子社長)は、鳥海山をモチーフにしたオリジナルTシャツの第2弾を制作、販売を開始した。かわいらしいオコジョが描かれたTシャツが観光客や登山愛好者らを中心に好評を博している。
とがしスポーツは1967年創業。スキー用品販売を中心としていたが、2013年にモンベルルーム酒田店としてリニューアルし、登山用品だけでなくキャンプ、カヌー、スキーなど幅広いアウトドアアクティビティに対応した商品を取り扱っている。今回のオリジナルTシャツ制作はリニューアルオープン10周年記念企画の第2弾で、同市で活動しているモノクロアート作家・勘林希衣(まい)さんがデザインしたオリジナルTシャツに続き、同じく同市で活動する柴犬デザインクリエーター・阿部学さん(錦町五丁目)がデザインを担当した。
愛嬌(あいきょう)のある柴犬の表情などをデザインする阿部さんの特徴を生かし、鳥海山に生息する動物をモチーフに制作することに決めたという。「山の神の使い」と呼ばれ、出合えたら幸運といわれるオコジョのかわいらしい立ち姿と、鳥海山の上空を飛ぶイヌワシのシルエットが描かれている。打ち合わせや調整を繰り返し、約3カ月で完成したという。
阿部さんは「オコジョの毛のフワフワ感をプリントで表現できるよう何度も微調整を繰り返した。鳥海山の生息動物について知ってもらうきっかけになれば」とこだわりを語った。
Tシャツはポリエステル100%で1着2200円(税込み)。モンベル商品ではない。男女兼用でS―XLのサイズがあり、Tシャツと同じデザインのメッセージカードが付いている。店頭販売のほか、鳥海山4合目の大平山荘、5合目の稲倉山荘、遊佐町のあぽん西浜、秋田県にかほ市の道の駅象潟「ねむの丘」でも取り扱っている。問い合わせはとがしスポーツ=電0234(24)5255=へ。