2024年(令和6年) 10月10日(木)付紙面より
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「環境フェアつるおか2024」(先月22日、つるしんアリーナ小真木原)で実施したフードドライブに寄せられた食品の贈呈式が8日、鶴岡市ごみ焼却施設つるおかエコファイアで行われた。
環境フェアのフードドライブは市と県庄内総合支庁環境課が共催で実施。当日は19人の来場者から米や乾麺、インスタント食品、缶詰、菓子、飲料など計372品(約143キロ)が寄せられた。集まった食品は、こども食堂の運営などに取り組んでいる特定非営利活動法人「ぼらんたす」に引き渡している。
贈呈式には県、市の関係者とぼらんたすの栗原穂子事務局長が出席。伊藤慶也市民部長が「物価高、エネルギー高で市民の暮らしは厳しい状況が続く中、環境フェアでたくさんの食品を提供してもらった。子どもたちのため役立ててほしい」とあいさつし、玉津卓生廃棄物対策課長が栗原事務局長へ食品を手渡した。
これを受け、栗原事務局長は「ぼらんたすはこども食堂の開催に加え、ひとり親世帯などへのフードパントリー(食品の引き渡し)も毎月2回行っている。フードドライブへ食品を提供してくれた多くの方の温かい思いは、活動の励みになる。仲介してくれた県、市にも深く感謝する」と謝辞を述べた。