荘内日報ニュース

2024年（令和6年） 10月10日（木）付紙面より

観光地図の大型案内板新調 鶴岡市に鶴岡南ＲＣ費用寄付し除幕

　鶴岡市が市役所前の交差点に設置している「市街地観光地図」の大型案内板（縦2メートル、横3メートル）が新調され、4日に除幕式が行われた。

　日本語のほか英語、中国語（簡体字と繁体字）、韓国語で鶴岡公園を中心にした周辺の観光施設の名称を表記し、地図にイラストで場所を示して案内板から各施設までの距離を記している。14年前に設置した看板が老朽化してきたため、鶴岡南ロータリークラブ（ＲＣ、菅原剛会長）が今年4月、創立30周年記念事業の一環で、市に更新費用として45万円を寄付。これを活用して市が新調した。

　同ＲＣの和田良浩・直前会長ら4人のメンバーと、皆川治市長が白布を外して除幕した。あいさつで皆川市長は「インバウンドにも対応した地図で、観光振興の大きな弾みになる」と述べ、30周年で会長を務めた和田さんは「城下町にふさわしい色合いの案内板に仕上がった。市街地観光に役立てばうれしい」と話した。

　新たな案内板には16カ所の施設を表示したほか、バス停や観光案内所、土産店の位置も表記。外国語にも対応した路線バス案内や観光案内のＱＲコードも表示した。