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2024年(令和6年) 10月17日(木)付紙面より

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アニメの仮装や個性的なコスチューム 「どんしゃんさかたハロウィンまつり」商店街練る

 「ハロウィーン」(31日)を前に、酒田市中心商店街で13日、「どんしゃんさかたハロウィンまつり」が開かれ、個性豊かな仮装・コスチュームを身にまとった市民らが商店街を練り歩き、秋の穏やかな日差しに誘われて沿道を埋めた行楽客の目を楽しませた。

 商売繁盛を願う秋まつりとして長く続いた「酒田どんしゃんまつり」が2018年に生まれ変わり、市民参加型イベントとして毎年この時期、酒田商工会議所が事務局を務める実行委員会(実行委員長、菅野弘幸市商店街連合会長)が中心となって開催している。

 この日は商店街スタンプラリーやミュージックハロウィンフェス、健康まつり、ゆるキャラ大集合、働く車の展示など楽しいイベントがめじろ押し。メインの仮装パレード・コンテストでは、大人、ファミリーを含む子どもの両部門に、飛び入り参加も加わって計約90組200人がエントリーした。

 「Dr.スランプ」やウルトラマンなどの漫画・アニメや特撮、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック・スパロウ、ジブリ映画「紅の豚」のポルコ・ロッソ、「魔女の宅急便」のキキ、「千と千尋の神隠し」の千尋などに扮(ふん)した家族連れや子どもたちが中町モールから中通り商店街を練り歩くと、沿道に詰め掛けた市民らから歓声が上がり、しきりにシャッターを切っていた。

 白いゴシックロリータ衣装に身を包み「死神」に扮した浜田小4年の新舘桜さん(9)は「みんなと一緒にパレードできたのが楽しかった。来年も参加したい」と笑顔で話した。

 コンテストでは安川智之副市長らが審査。大人、子ども両部門の優勝者にはそれぞれ、東京ディズニーリゾートペアチケットと5万円相当の旅行券が贈られた。

思い思いの仮装で中心商店街を練り歩いた参加者たち
思い思いの仮装で中心商店街を練り歩いた参加者たち



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