2024年(令和6年) 10月17日(木)付紙面より
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鶴岡市高坂の県金峰少年自然の家(齋藤清志所長)の延べ利用者が130万人を超え、13日に同施設のシンボル「カッパルの砦」前でくす玉割りなどの記念セレモニーが行われた。
同施設は1976(昭和51)年に県内で2カ所目の少年自然の家として開設。青少年が自然に親しみ情操や社会教育を豊かにし、心身を鍛錬することを狙いに里山散策や野外炊飯、テント泊、自然観察、いかだづくり、雪遊び、クラフト体験など四季折々の野外体験事業を行っている。8年前の2016年に利用者120万人を達成した。
同施設の企画事業「わんぱく自然塾ちびっこの巻」が12日から1泊2日の日程で行われ、庄内一円から参加した13人の小学1―3年生13人が利用者130万人を達成した。子どもたちは前日の自然炊飯でカレーライスを作り、13日朝は金峯神社中の宮から金峯山頂まで登山。午後の「別れのつどい」終了後、記念セレモニーに臨んだ。
セレモニーで齋藤所長が「これからも金峰少年自然の家は多くの人に愛され、安心して来てもらえる、また来たくなるような施設を目指して頑張りたい」とあいさつ。続いてシンボルキャラクターの「カッパル君」が登場し、齋藤所長と一緒に祝福のくす玉を割った。その後、「カッパルの砦」前で記念撮影し節目を祝った。