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2024年(令和6年) 10月18日(金)付紙面より

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うつ病の新たな治療法導入 酒田・山容病院 県内初今月下旬から開始

 酒田市浜松町の精神科専門病院・山容病院(小林和人院長)は、うつ病の新たな治療法「反復経頭蓋磁気刺激(はんぷくけいずがいじきしげき)療法(rTMS療法)」を導入し、今月下旬から専用装置を活用した治療を開始する。県内の医療機関として初めての導入。うつ病治療の選択肢を広げると期待が集まる。

 rTMS療法は、うつ病で脳本来の機能が低下している部位に磁気刺激を与え、その回復を図ることで改善につなげる治療法。痛みはほとんどなく、リラックスした状態で受けることができる。従来の電気けいれん療法(ECT)に比べ副作用が少なく、安全性が高いのが特長。欧米では広く実施され、国内でも2019年に健康保険の適用が認められた。

 適応対象は成人で適切な薬物療法で十分な改善が認められない、中等症以上のうつ病患者。8週を限度とし計30回施術する。山容病院では「県内はもちろん近隣県の患者を救いたい。新たな治療法の選択肢の一つとして検討してほしい」と話している。rTMS療法に関する問い合わせは山容病院=電0234(33)3355=へ。

山容病院が導入し今月から治療を開始する「rTMS療法」の装置
山容病院が導入し今月から治療を開始する「rTMS療法」の装置



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