2024年(令和6年) 10月24日(木)付紙面より
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鶴岡公園で23日、「松の胴巻き」作業が始まった。鶴岡市から委託を受けている作業員が松の幹にわらを巻く冬支度を進めている。
害虫の越冬習性を利用した晩秋恒例の作業。春に取り外し、わらの中にもぐり込んで越冬するマツカレハ幼虫を焼却駆除する。
初日は委託作業員14人が3班に分かれて高さ1・5メートルの幹にわらを結び付ける作業に取り掛かった。鶴岡公園内にはアカマツ66本、クロマツ16本、五葉松2本の計84本があるが市都市計画課によると、拡大する松くい虫の被害は受けていないという。
胴巻き作業は今月いっぱいまで。それが終わると公園内の冬囲いが行われる。