2024年(令和6年) 10月27日(日)付紙面より
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酒田市の庄内空港緩衝緑地周辺に植樹されているコキア(ハナホウキギ)が見頃を迎え、赤く染まった丸くかわいらしい姿が多くの散策客から人気を集めている。
一帯を管理する庄内空港緩衝緑地パークセンター(村上人至所長)が整備事業の一環として、安心・安全な空間を提供し緩衝緑地を身近に感じてもらおうと、2019年から地元の保育園児やボランティアと共に毎年植樹している。
庄内夕日の丘オートキャンプ場近くの花壇には鮮やかな赤に染まり大人の膝丈ほどの高さに成長した約1000株のコキアが並び、丸くかわいらしいフォルムが風にそよぐ姿に、写真撮影や散策に訪れた人々は顔をほころばせ、癒やされていた。
村上所長によると、見頃は11月上旬まで。コキアは赤色が落ち徐々に茶色になる頃に抜き取り水分が完全に抜けるまで乾燥した後、ホウキ作りイベントの材料として活用する予定。花壇には来年春に向け新たにチューリップの球根を植えるという。